楽天銀行は15日、3D Touch(クイックアクション)ログイン機能をスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」に導入した。iOS9以上、iPhone6s(plus)以降の機種で利用可能。Androidには対応していない。○表示されるサービスは「振込」「入出金明細」「定期預金」「マネーサポート」の4つこのたびの3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を使えば、スマートフォン向け「楽天銀行アプリ」のアイコンをプレス(通常よりも強く押すこと)し、表示されるサービスを選択後、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、利用したいサービスへショートカットログインができる(引き続き、ログインパスワード入力によるログインも利用可能)。表示されるサービスは「振込」、「入出金明細」、「定期預金」、「マネーサポート」の4つで、これまでのようにホーム画面から選択する必要がないため、より簡単・便利に利用できるという。なお、各サービス内で取引をする際には、別途、暗証番号の入力が必要。 3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を導入したスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」は、App Storeから無料でダウンロードできる。楽天銀行によると、「お客様の利用頻度の高い4つのサービスが表示される。一瞬でこれらのサービスを利用できるので、お客様の利便性は高まる。このような3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を導入したアプリを提供しているのは、恐らく日本の銀行では初めて」としている。
2015年12月16日キヤノンマーケティングジャパンは、iOS向けの無料アプリ「BestShutter」、「Photo Log Map」、「TakeMyPic」、「Easy Photo Sorter」を14日より順次公開すると発表した。○BestShutter(14日公開)「BestShutter」は、多数のシャッター音が収録されたカメラアプリ。あらかじめ入っている音のほか、ユーザー自信が録音したものをシャッター音として使うことも可能となっている。キヤノンマーケティングジャパンでは、被写体の好きな音を鳴らすことで、カメラの方を向きにくい子どもやペットなどの関心を引き付けることができるとしている。対応端末はiOS 8以降を搭載した、iPhone 5/5s/5c/6/6s/6 Plus/6s Plus、iPad(第2世代以降)、iPad Air/2/3、iPad mini/2/3。○Photo Log Map(12月下旬公開予定)「Photo Log Map」は、撮影した写真データとiPhone/iPadの位置情報サービスを利用して、撮影記録マップを作成できるアプリ。マップには、ロケーションの情報を記録したテキストメモやサウンドメモを追加することも可能。記録したログをGPXファイルに書き出す有料オプション(120円)も用意している。対応端末はiOS 8以降を搭載した、iPhone 5/5s/5c/6/6s/6 Plus/6s Plus。○TakeMyPic(12月下旬公開予定)「TakeMyPic」は、iPhone/iPadの撮影画面上で、自分を写し入れたい位置に人型のガイドマークを入れることができるアプリ。ガイドマークが表示されることで、他人に撮影を頼む際、自分の望む構図で撮影してもらえる。対応端末はiOS 8以降を搭載した、対応端末はiOS 8以降を搭載した、iPhone 5/5s/5c/6//6s Plus、iPad(第2世代以降)、iPad Air/2/3、iPad mini/2/3。○Easy Photo Sorter(2016年1月下旬公開予定)「Easy Photo Sorter」は、iPhone/iPad内に保存された写真を管理できるアプリ。日付・時間・曜日などの情報を組み合わせて条件を設定すると、iPhone/iPadの「写真」アプリ内に自動でフォルダが作成される。対応端末はiOS 8以降を搭載した、iPhone 5/5s/5c/6/6s/6 Plus/6s Plus、iPad(第2世代以降)、iPad Air/2/3、iPad mini/2/3。
2015年12月14日ヤフーは14日、同社提供のiOSアプリ「Yahoo! JAPANアプリ」がiPhone 6s/6s Plusの感圧タッチ機能「3D Touch」に対応したと発表した。ホーム画面上の「Yahoo! JAPANアプリ」のアイコンを強く押すことで、「検索」が可能になるほか、これまでの閲覧履歴から、頻繁に開いているページが「よく見る」として表示される。また、アプリ内の「Yahoo!ニュース」においても、記事タイトルを強くタップすと該当記事のダイジェスト版を閲覧できる。「Yahoo! JAPANアプリ」はApp Storeよりダウンロードでき、価格は無料。
2015年12月14日キヤノンマーケティングジャパンは12月14日、iOS端末向けアプリとして「BestShutter(ベストシャッター)」「Photo Log Map(フォトログマップ)」「TakeMyPic(テイクマイピック)」「Easy Photo Sorter(イージーフォトソーター)」の4種類を発表した。同日から順次提供開始する。いずれもダウンロードは無料だ(一部アプリ内での課金あり)。○BestShutterBestShutterは、撮影時に好きなサウンドを再生できるアプリ。子どもやペットなどの関心を引き付け、カメラ目線で撮影できる。あらかじめ登録されている「象」「救急車」「クジャク」など16種類のほか、ユーザー自身がサウンドを録音可能だ。スマートフォンでの撮影だけでなく、デジタルカメラで撮影する際の補助ツールとしても使える。動画も撮影でき、動画からの静止画切り出しにも対応。対応OSはiOS 8 / 9。推奨デバイスはiPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus、iPad 2、iPad(第3世代と第4世代)、iPad Air / Air 2 / Air 3、iPad mini / mini 2。提供開始は12月14日。○Photo Log MapPhoto Log Mapは、撮影した写真データと端末の位置情報サービスを使用して、撮影記録マップを作成できるアプリ。撮影開始と終了のタイミングでアプリのボタンを押すことで、撮影したルートをログとして自動的にアプリに保存。ログの記録中はテキスト形式もしくはボイス形式でメモを残せる。撮影が終わったら、写真をアプリへ読み込む。するとログデータから自動的に写真やメモが地図上に配置され、フォトマップが完成する仕組みだ。アプリにログを記録するため、GPS非搭載のデジタルカメラで撮影した写真データも端末に読み込ませれば、ログ情報と関連づけた撮影記録マップを作成できる。マップ内の写真やメモはタップして確認・修正可能だ。対応OSはiOS 8 / 9。推奨デバイスはiPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus。12月下旬に公開される予定だ。○TakeMyPicTakeMyPicは誰かに写真撮影をお願いする際、自分の望む構図で撮影してもらうのに役立つアプリ。スマートフォンの撮影画面上で、自分を写し入れたい部分に人型のマークを入れることで、撮影者に自分が決めた構図を伝えられる。また、見本となる構図の写真を事前に撮影しておけば、撮影者はそれに重ねあわせるようにして撮影可能だ。撮影をお願いするモードの場合、自動で3枚連写するモードになる。対応OSはiOS 8 / 9。推奨デバイスはiPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus、iPad 2、iPad(第3世代と第4世代)、iPad Air / Air 2 / Air 3、iPad mini / mini 2 / mini 3。12月下旬に公開される予定だ。○Easy Photo SorterEasy Photo Sorterは、スマートフォン内の写真を整理するためのアプリ。日付や時間、曜日、カメラのメーカー、機種、レンズ名、スクリーンショットかどうかといった情報を組み合わせて整理したい条件を設定すると、iOS端末の「写真」内にアルバムを自動作成する。設定条件は後から変更可能だ。対応OSはiOS 8 / 9。推奨デバイスはiPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus、iPad 2、iPad(第3世代と第4世代)、iPad Air / Air 2 / Air 3、iPad mini / mini 2 / mini 3。2016年1月下旬に公開される予定だ。
2015年12月14日ソフトバンクは14日、同社が提供している雑誌やマンガの読み放題サービス「ブック放題」において、専用のiOSアプリを公開した。「ブック放題」専用アプリでは、自分が読んでいる雑誌やマンガをほかのユーザーと共有できる「本棚シェア」機能が搭載されている。アプリの対応OSはiOS 7.0以降。App Storeよりダウンロード可能。「ブック放題」は、ソフトバンクのスマートフォン・タブレットユーザー向けの電子書籍サービス。雑誌は、ビジネス誌、総合週刊誌など130誌以上をラインナップする。また、一部を除きほとんどの雑誌を発売当日から読むことができるほか、最大過去1年分のバックナンバーを閲覧できる。なお、全てのページが読めるわけではなく、一部ページに制限されている。漫画は、少年・少女向け、男性・女性向けの1,000作品以上を用意。作品は全巻読めるほか、毎月新しい作品が追加されていく。利用申し込みはサービスサイトより可能。アプリからは申し込めない。利用料金は月額税別500円。初回1カ月は無料で利用できる。
2015年12月14日米GoogleのiOS向け検索アプリが11日(現地時間)にアップデートし、iPhone 6/6sの3D touch機能に対応した。App Storeから無料でダウンロードできる。対応OSは iOS 8.0以降。最新版のバージョン11.0では、強く押すことで直感操作が可能な3D touch機能に対応。アプリのアイコンを強く押すと、クイック検索のショートカットが起動するようになった。また、iPadでのサイドバイサイド表示に対応し、Google検索アプリを開きながら、他のアプリを開くことが可能となったほか、地域のお店やサービスに関する検索結果に、営業時間と混雑する時間も表示できるようになった。
2015年12月14日AppleはiOSをアップデートすることにより、iPhoneやiPadの機能を強化/改善する。新モデルの発売というタイミングでなければハードウェアは変更できないが、ソフトウェアにそのような制限はない。最近でいえば、Apple MusicのサポートはiOS 8.4アップデートに含まれる形で開始されている。12月9日にリリースされた「iOS 9.2」にも新機能が含まれている。Apple Musicの機能改善やiBooksの3D Touch対応など、どちらかといえば小規模な改良が覆いアップデートだが、ひとつ待望の機能が含まれている。「iPhoneにおけるSDカードのサポート」がそれだ。これまでのiOSでも、DockまたはLightningに接続する変換ケーブル(カメラコネクションキット)を利用すればSDカードを読み取ることができたが、iPadに制限されていた。iPhoneではシステムが接続を認識するものの、「接続されたデバイスはサポートされていません」と表示されてしまい、カードの内容を見ることも取り込むこともできなかった。AppleがiPhoneでのSDカード利用を制限していた理由は明らかにされていないが、カメラとしてのiPhoneの活用を促したい、外部ストレージの接続を制限したい、という狙いがあったのかもしれない。いずれにせよ、ハードウェアレベルの問題ではなく、ソフトウェアレベルで対応した新機能だ。使いかたはかんたん。前述したカメラコネクションキット、あるいはLightning-SDカメラリーダをiPhoneに接続し、SDカードをセットするだけだ。自動的に『写真』アプリが起動し、SDカード上の写真/ビデオが一覧表示されるので、取り込むなり削除するなり指示すればいい。デジタルカメラ/デジタルビデオカメラとの連携がスムーズになり、一眼レフで撮影した写真をアップロードするなどの作業もやりやすくなるはずだ。
2015年12月13日2012年秋にiOS 6とともに提供が開始されたAppleの「Maps(マップ)」は、その品質の低さから衝撃的なデビューとなったが、その後地道にサービス改良が続けられ、現在ではTurn-by-Turnによるナビゲーションや公共交通の乗り換え案内などを搭載し、以前のGoogle Mapsベースのアプリに劣らない十分なものに仕上がりつつある。ある報道によれば、iOSプラットフォームにおけるMapsの利用は、同OS上の「Google Maps」アプリの3倍にも達しており、事実上ほとんどのユーザーがMapsを利用している状況にあるようだ。同件は9 to 5 Macなどが、AP通信の記事を引用する形で報じている。現在、Mapsは、iOS上で動作する"次点の筆頭競合"のサービスに比べて3倍以上の頻度で利用されており、週間で50億以上の地図関連リクエストがサーバに行われているようだ。今年10月時点でGoogle Mapsのスマートフォン全体におけるシェアはMapsの2倍以上だとされているが(記事中では明記されていないが米国内の話だと考えられる)、これはほぼ米国内でのスマートフォンOSのシェアを反映した形になっているとみられる。つまり、Androidではデフォルトの地図サービスとしてGoogle Mapsが利用され、iOSでは同様にほとんどの(おそらく7割以上の)ユーザーがApple Mapsを利用していると思われる。2013年末に「iOS版Google Mapsのシェアはごくわずか? ある調査報告が示すもの」というある考察を紹介したが、この分析がほぼ正しく、実際に時間の経過とともにさらに顕著となったのだろう。ただ、これは北米など一部地域の話と考えたほうがいいかもしれない。Mapsはデビュー時から(多少の問題はあれど)北米での地図サービスの品質はそこまで低くなかった。一方で、問題が頻出していたのは欧州や日本を含むアジアなど、それ以外の地域で、こうした地域のユーザーが積極的にMaps以外を利用していたという背景がある。現在もなお改良が続けられ、日本でもサービス検索や道順検索ではそれなりの品質に仕上がりつつあるが、都市部で重要な乗り換え案内サービスが不十分など、やはり日々の利用には厳しい状態だ。北米ではプラットフォームごとにくっきりと明暗が分かれたが、それ以外の地域ではまだ差が埋まるのに時間がかかるかもしれない。
2015年12月11日ケイ・オプティコムは9日、MVNOサービス「mineo」のauプラン(Aプラン)において、iOS 9.2にアップデートしたiPhone 6/6 PlusではSMSが利用できない場合があると報告している。iOS 9.2は、Appleが提供しているiOSの最新バージョン。Apple MusicやiBooks、アクセシビリティの機能改善や多数のバグ修正が含まれている。mineoにおいて不具合が確認された機種は、auもしくはSIMロックフリーで販売されているiPhone 6/6 Plus。OSアップデートをするとSMSが利用できない場合があるという。ケイ・オプティコムでは、auプランのiPhone 6/6 PlusでSMSを利用する際には、アップデートをしないよう呼びかけている。
2015年12月10日米Microsoftは9日(現地時間)、Windows 10のパーソナルデジタルアシスタント機能「Cortana」を、iOSおよびAndroid向けに正式公開した。提供先は米国、中国で、App StoreもしくはGoogle Playからダウンロードできる。同社は5月、「Cortana」をスマートフォン向けアプリとして提供すると発表済み。Android版のベータ公開などを経て、今回、iOSとAndroid版が正式公開された。天気や株価など通常の検索機能のほか、主な機能として、端末のロケーションと連携したリマインド機能や、不在着信の履歴を自分が使うPCに同期させるといった機能を備える。また、PCとスマートフォンの両方で、スケジュールや重要な情報を確認できるようになる。一方で、設定やアプリの切り替え、「Hey Cortana」の呼びかけによる起動といった動作は、現状のiOS/Androidの「Cortana」ではできない。ただし、Cyanogenとのパートナーシップにより、AndroidをカスタマイズしたCyanogen OS上では「Hey Cortana」の呼びかけによる起動が可能という。「Cortana」アプリは9日から米国、中国で提供開始。対応OSはiOS 8以降、Android 4.1.2以降。
2015年12月10日Mozillaは12月8日(現地時間)、iOSのSafariで広告トラッカーなどをブロックするツール「Focus by Firefox」を公開した。AppleのApp Storeから無料で入手可能。動作要件はiOS 9.0以上。Focus by Firefoxは、AppleがiOS 9で追加したSafari向けのコンテンツブロックAPIを利用している。Windows/Mac/Linux/Android用のFirefoxと同じトラッキング保護付きのプライベートブラウジング・サービスを使用しており、デフォルトで広告トラッカー、分析トラッカー、ソーシャルトラッカーをブロックする。オプションでWebフォントや他のコンテンツのブロックも選択できるが、ブロックし過ぎるとWebページのレイアウトやビデオ再生に影響する可能性がある。広告トラッカーなどをブロックすることで、Webブラウジングにおけるユーザーのプライバシーが保護され、また「より短時間でページが表示されるようになり、モバイルデータの消費量を削減できる可能性もある」としている。Mozillaは11月に「Firefox for iOS」の提供を開始したが、iOSのコンテンツブロックはSafariに限られるため、iOS用のFirefoxではFocus by Firefoxを使用できない。MozillaのNick Nguyen氏は、「この機能をFirefox for iOSでも提供できるように努めており、可能になり次第すぐに提供する」と述べている。
2015年12月09日Appleは12月8日(米国時間)、iOS 9のアップデート「iOS 9.2」をリリースした。アップデートすると、Apple MusicやiBooks、アクセシビリティの機能が改善され、数多くのバグ修正が行われる。Apple Musicでは、曲をプレイリストに追加する際に新しいプレイリストを作成できるようになった。iCloudダウンロードボタンをタップしてiCloudミュージックライブラリからアルバムやプレイリストをダウンロードでき、「マイミュージック」と「プレイリスト」では各曲の横に表示されるインジケータで曲のダウンロード状態を確認できる。また、Apple Musicカタログでクラシック音楽をブラウズする際に、作品、作曲者、演奏者が表示される。iBooksは3D Touchに対応し、目次、メモ、ブックマーク、そしてページ検索の結果からページのPeekとPopを行えるようになった。アクセシビリティは、画面スリープ解除のVoiceOverと、3D Touchジェスチャーを使ったアプリスイッチャーを起動するVoiceOverをサポートする。これらのほか、メールがMail Dropを使った大きなファイルの送信に対応、Newsアプリ(米、英、オーストラリアで利用可能)にトップ記事セクションが設けられ、Siriの対応言語にアラビア語が加わった。バグ修正によってSafariとPodcastの安定性が向上し、以下のような問題が修正される。一部のPOPメールアカウントを使用するユーザーがメール添付ファイルにアクセスできなくなる問題添付ファイルがメール本文と重なる問題古いiCloudバックアップから復元するとLive Photosがオフになる問題連絡先で検索結果が表示されない問題カレンダーの週表示でいくつかの曜日が欠ける問題iPadのカメラでビデオ撮影時に画面が真っ暗になる問題ヘルスケアでデータが表示されない問題Walletのアップデートとロック画面の通知が表示されない問題iOSをアップデートするとアラームが鳴らなくなる問題一部のユーザが「iPhoneを探す」にログインできない問題手動でのiCloudバックアップが完了しない問題iPadキーボードの使用時に突然テキスト選択モードに切り替わる問題カメラを使った顔認識時のVoiceOverの問題通話終了時のアクセスガイドの問題画面の読み上げ速度の問題
2015年12月09日米Googleが「カレンダー」アプリ(Android、iOS)にリマインダー機能を統合する。12月7日(米国時間)からロールアウトが始まっており、モバイルアプリに続いてWeb版への追加も計画している。カレンダーアプリはアドレス帳やGoogleのナレッジグラフから情報を取得し、ユーザーのリマインダー作成をサポートする。例えば、「Call (~に電話)」と入力するだけで、「Call mom (母に電話)」というようなリマインダー候補がリストされ、それらを活用することで素早くリマインダー作成を完了できる。作成したリマインダーはスワイプして完了するまで、カレンダーに今日の予定と共に表示される。リマインダー機能はInbox、Keepと連動し、InboxやKeepで作成したリマインダーもカレンダーに表示される。Androidでは、デジタルアシスタントGoogle Nowがリマンダーの作成に対応する。また、iOS版では3D Touchからリマインダーを作成できる。
2015年12月08日LINEは7日、Android版/iOS版「LINE」アプリの最新バージョン「5.8.0」を公開した。アップデートにより、アプリ内の検索機能が強化されるほか、iOS版ではiPhone 6s/6s Plusの機能「3D Touch」にも対応する。これまで、LINE内での検索は、任意のキーワードを含む、友だち名、グループ名、トーク内容のみが一覧表示されていた。最新バージョンでは、公式アカウントを持つ飲食店や美容院、「LINEスケジュール」などLINE内の機能、スタンプも検索対象となっている。登録店舗数は全国約350万件で、すべての店舗にアプリ内から無料(1回につき最大10分間)で電話をかけることが可能。キーワード検索のほか、「飲食店」や「美容院」「有名人」といったカテゴリ検索もでき、登録された情報や公式アカウントを一覧表示できる。iOS版では、iPhone 6s/6s Plusが搭載している感圧タッチ機能「3D Touch」による操作もサポートした。トークリスト画面で、任意のトークルームを強く押すとチャット内容の一部がプレビュー表示される。なお、「3D Touch」によるプレビュー表示の場合「既読」マークは付かない。
2015年12月07日ハイ・リゾリューションは同社オンラインストアにて、iOSににも対応したコンパクトサイズのUSB2.0オーディオインタフェース、MOTU「Microbook IIc」の予約販売を開始した。価格は3万9,960円。同製品は、気軽に持ち運び可能な約14x9x3センチのボディーに、マイク、ギター、キーボードなどを接続可能なステレオライン入力などを搭載。マイクプリアンプは、-20dBのパッドスイッチとコンデンサーマイクのための48Vファンタム電源を備えており、多様なテイストのサウンドに対応する。また、8(4ステレオ)バスのDSPデジタルミキサーも装備し、DAWソフトウェアを介さずに、マイクやギター、キーボードなどの入力をそのままミキシングして任意の出力にモニターミックスとして出力することもできる。さらに、USBクラスコンプライアントに対応しており、Mac、PCに加えてiPadでも利用が可能となっている(要Appleカメラコネクションキット)。なお、付属のMicro-USBケーブルまたは ACアダプタで、iPadへの電源供給も行える。
2015年12月07日ヤマハは、曲の構成を元に、自動的にフレーズ単位のリストを作成し、好きなフレーズを選んで再生するだけで、すぐに部分演奏を楽しむことができるiOS用アプリ「Kittar」をリリースした。価格は無料。楽器演奏者の反復練習などに適した同アプリでは、iPhone/iPod touch内に保存している楽曲を選択すると、楽曲の構成を元にフレーズリストを自動的に作成可能。また、フレーズリストは、自由に編集できるほか、自分の好きな箇所でフレーズを切り出し、追加も行えるようになっている。さらに、フレーズをお気に入りに登録すれば、自分だけのお気に入りフレーズリストも作成できる。テンポ変更やトランスポーズ、リピートやカウントインなど楽器演奏に必要な機能を備えた、大きくて操作しやすいフルスクリーンプレイヤーを採用する。なお、iCloudに保存された曲、デジタル著作権管理(DRM)で保護されている曲、長さが40分を超える曲は利用できない。
2015年12月04日iOSに標準装備のWEBブラウザ『Safari』は、多くのWEBサイトではスマートフォンのWEBブラウザと判定される。その結果、スマートフォンの画面サイズにあわせて構成されたページへ誘導され、文字やボタン類が無理のない大きさで表示される。このようなしくみを持つWEBサイトは「スマホ最適化サイト」などと呼ばれ、スマートフォンユーザの利便性を高めアクセス数アップにつなげたいサイトオーナーの意向もあり、急速に増加している。サイトデザインをPCにあわせたWEBサイトはいまなお多い。PCで見やすい画面構成の「PC版サイト」がメインで、スマホ最適化サイトはそれを補完するもの、という考えかたがまだ根強いからだ。しかし、一般的にPCのほうが画面サイズが大きいため、ひとつの画面に表示できる情報量はPC版サイトがスマホ最適化サイトを上回ることも多く、結局のところほしい情報はPC版サイトを見たほうが確実、ということも少なくない。WEBサイトにもよるが、ふだんはスマホ最適化サイトで閲覧しても、より確実に情報を集めたい場合はPC版サイトもチェックしなければならないのも事実。そのとき必要になるのが、PC版サイトの表示機能だ。スマートフォンのブラウザでPC版サイトにアクセスする仕掛けは単純、WEBサイト側にPCのブラウザだと判定させればいい。そのための導線が、iOSのSafariには2種類用意されている。ひとつは、共有メニューの「デスクトップ用サイトを表示」ボタンをタップすること。iOS 8のSafariでは、アドレスバーをタップして画面を下方向にスワイプすると「デスクトップ用サイトを表示」というボタンが表示されたが、これに代わる機能として登場した形だ。もうひとつは、アドレスバー左端の更新ボタンを長押しすること。画面下に「デスクトップ用サイトを表示」ボタンが現れるので、それをタップすればいい。効果は共有メニューのボタンとまったく同じだ。
2015年11月30日アイキューブドシステムズは11月26日、iOS 9 の主要なビジネス向け機能をまとめた解説書「iOS 9 ビジネス向け機能強化ポイント解説」の公開を開始した。解説書は、企業・教育機関・医療機関におけるiOS端末のビジネス利用を想定しており、同社が11月20日時点の情報をもとに、独自に調査・作成した。解説は5つのステップに分かれており、「1.iOS 9 のビジネス向け機能強化一覧」「2.iOS 9を徹底活用するための事前準備」「3.デバイス管理/運用機能の強化」「4. アプリ管理/運用機能の強化」「5.コンテンツ管理/運用機能の強化」と、iOS 9の導入からビジネス利用のポイントを詳しく解説している。解説書の形式はPDFファイルとなっており、同社のWebページから無料でダウンロードできる。閲覧には、Adobe ReaderなどのPDF閲覧ソフトが必要となる。なお、同社はiOS 9のビジネス向け機能強化を解説するセミナーを同社の社内、Apple Store銀座内で12月に5回に分けて実施する。参加費は無料で、参加を希望する場合は、同社のWebページから必要事項を記入して申し込む。
2015年11月27日Native Instrumentsは、iOS用ビート制作スケッチパッド・アプリ「iMASCHINE」に続く最新ビート制作アプリ「iMASCHINE2」を発売した。価格は1,200円で、2015年12月1日まで発売記念特価600円で販売中。同アプリでは、前バージョンのシンプルなワークフローをそのままに、各グループで作ったさまざまなパターンをソングセクションに加え移動し編集できる「Arranger」、ドラムパターンなどをステップで打ち込みを行える「Step Mode」、スケール、コード、アルペジエーターを備えたキーボード「Smart Play」のほか、プロジェクトを視覚的に識別できるようにカラーコーディングなどのパワフルな新機能を追加した。また、音楽制作アプリでは初となるiPhone 6sと6s Plusに搭載された3D Touchにも対応。音の強弱のコントロール、Step Modeへのアクセス、パッドのミュート、ノートの消去などをより直感的に行えるようになっている。さらに、iPhoneのホームスクリーンから直接に新しいプロジェクトを開くことや、フィールドレコーディング 機能へ直接アクセスすることもできる。なお、専用のサウンド拡張ライブラリiMASCHINE Expansionを36種類バンドルした「iMASCHINE Expansion ULTIMATE COLLECTION」も、2015年12月1日までの特別価格120円(アプリ内課金)で発売中だ。
2015年11月26日米Dropboxは24日(現地時間)、オンラインストレージサービス「Dropbox」のiOS向けアプリから直接Acrobat Readerを起動し、Dropbox内のPDFファイルをAcrobat Readerアプリから閲覧できるアップデートを発表した。米Dropboxと米Adobe Systemsの連携は、デスクトップ版Adobe Acrobat DC/Adobe Acrobat Readerを対象に、10月から開始していた。今回、Acrobat ReaderとDropboxのiOSアプリでも連携を開始。Acrobat ReaderのiOSアプリ最新版では、Dropboxアカウントを紐付けることで、Dropbox内の全ファイルにAcrobat Readerアプリから直接アクセスできるようになった。一方、iOS版Dropboxアプリもアップデートされ、Dropboxアプリから直接Acrobat Readerアプリの起動が可能になり、Dropbox内のPDFファイルに対し、サインやハイライト表示、注釈/コメントの付加といった編集作業をスムーズに行えるようになった。Android版アプリでの連携は、2016年内を予定している。
2015年11月25日Native Instrumentsは、iPhone 6sシリーズの3D Touchに対応したiOS用音楽制作アプリ「iMASCHINE 2」の提供を開始した。価格は1,200円。現在、リリースを記念したセールを実施しており、2015年12月1日まで半額の600円で購入できる。同アプリは、ハードウェアとソフトウェアのセットで使用する音楽制作システム「MASCHINE」を、iOS機器向けに移植したもの。ドラムパターンを組んだり、「Smart Playキーボード」を使ってメロディーやコード、ベースラインを演奏することができる。iPhone 6sシリーズの3D Touchに対応しており、画面上に現れるパッドを押す強さに応じて音の強弱を制御したり、クイックアクションを使ってパッドをミュートしたり、ノートを消去したりといったことが行える。オリジナルの「MASCHINE」ソフトウェアと同様のミキサー、エフェクト、サンプルエディターを搭載し、ミキサーでは全4グループの音量バランスを調整でき、エフェクトセクションでは各種音色の加工が行え、サンプリングセクションでは「ミュージック」アプリに格納されている音楽を直接インポートし、ユーザー自身のサンプルライブラリーを作れる。作成したプロジェクトは「MASCHINE」のフルバージョンソフトウェアにエクスポート可能。また、トラックをSoundcloudへ直接アップロードすることもできる。現在、リリースを記念したセールを実施しており、2015年12月1日まで半額の600円で購入可能となっているが、あわせて、100を超えるプロジェクト、200種類のドラムキット、90のインストゥルメントを収録した「ULTIMATE COLLECTION」も、アプリ内課金にて同日まで特別価格120円での提供を行っている。
2015年11月17日iOSのソフトウェアキーボードは、一見単純そうで実は細かいところにまで配慮されている。キートップの形状や間隔などデザイン上の工夫はAppleが決めることだが、returnキーがタップされたときにキーボードを隠すかどうかなどアプリ開発者の裁量で決められることも多い。そんなソフトウェアキーボードだが、これはやり過ぎでは、という部分もなくはない。変換候補がキーボード上部に表示されることは賛否両論あるし、綴りを勝手に変えてしまう自動修正機能は無効化してしまうユーザも少なくない。英語キーボードの場合、先頭文字を自動的に大文字へ変えてしまったり、綴りが誤っていると判断された単語に下線を引いたりする機能まである。もっとも、それらの機能の多くは『設定』→「一般」→「キーボード」にある各種スイッチでオン/オフできる。不要な機能、過剰な機能は無効化してしまえばいいだけの話だ。例外もある。キートップをタップしたときに一瞬文字が大きく表示される「文字プレビュー」はそのひとつで、むしろ目障りに感じることがある。この機能はオフにすることができないため、不承不承使い続けているというユーザもいるのではないだろうか。ディスプレイサイズが小さい頃のiPhoneはともかく、iPhone 6以降はなくても困らない。そんな「文字プレビュー」だが、iOS 9からオフにすることが可能になった。操作はかんたん、『設定』→「一般」→「キーボード」の順に画面を開き、「文字プレビュー」スイッチをオフにすればOK。これで、キートップをタップしたときに文字が大きく表示されることはなくなる。なお、キートップを長押しすると記号類を表示できる機能に変わりはないので、混同しないようにしてほしい。
2015年11月17日米Facebookは11日(現地時間)、スポーツやエンタメ、報道など、自分が気になる分野の最新情報が自動で通知されるiOS向けアプリ「Notify」を米国で提供開始した。利用は無料。米国のApp Storeでのみ配信されており、13日時点では日本は提供されていない。サービス開始時点で提供元として記載されているメディアは、「CNN」「Discovery」「FOX Sports」「The Verge」「BuzzFeed」「Washington Post」など72メディア。ユーザーは「ビジネス」や「カルチャー」、「フード&ドリンク」といったカテゴリの中から、自分が情報を受信したいメディアをカスタマイズできる。メディアのカスタマイズは「ステーション」という設定画面で選択でき、ステーションにはユーザーのFacebookプロフィールと紐付いたサジェスト機能も設けられる。ユーザーはiOSデバイスのロックスクリーン上で更新通知を受信でき、各メディアの最新情報を手軽に確認できる。通知をスワイプ・タップすることで、ブラウザ上での記事閲覧や動画の表示などが行えるほか、24時間以内の通知はアプリ上でタイムライン表示が可能。また、通知はメールや、FacebookなどのSNS経由でシェアでき、「あとで読む」用の保存ボタンも用意される。
2015年11月13日米Mozillaは11月11日(現地時間)、Webブラウザ「Firefox」のiOS版を公開した。AppleのApp Storeから無料で入手できる。対応環境はiOS 8.2以上。iPhoneやiPod touch、iPadに対応するユニバーサルアプリになっている。Android版のモバイルFirefoxと同様に、iOS版もFirefoxアカウントを使って、同じアカウントでサインインするFirefoxと、ブックマーク、履歴、開いているタブ、Firefoxに記憶させたパスワードを同期できる。ユーザーがWebブラウジングをコントロールできるように、iOS版にもプライベートブラウジングモードが実装されている。同モードではブックマークの登録は可能だが、履歴やCookieが保存されない。また設定にプライベートデータを消去する機能が用意されている。全てのデータの一括消去のほか、閲覧履歴、キャッシュ、Cookie、オフライン作業用のデータ、保存されたログイン情報などを選択して消去することが可能。検索はデフォルトに設定した検索エンジンで実行されるが、設定で他の検索エンジンをクイック検索エンジンに登録しておくことで、簡単に検索エンジンを切り替えられるようになる。クイック検索エンジンは、検索キーワードを入力中のキーボードの上部にショートカットが表示される。検索機能はユーザーのニーズをインテリジェントに予測し、複数の推測候補や過去に行った検索結果を検索キーワード入力中の画面に表示する。Mozillaは、AppleがiPhone OS SDKを公開した時にiPhone用のFirefoxの開発を進めていたが、サードパーティのブラウザの仕様が厳しく制限されていたため開発途中で撤退していた。2010年にはFirefoxユーザーがMozillaのサーバに保存しているブックマークや履歴をiOSデバイスに同期するiOSアプリ「Firefox Home」の提供を開始したが、2012年に提供を終了。iOS 8のSDKからサードパーティのブラウザに関する制限が緩和され始めたため、iOS用Firefoxを開発するプロジェクトを再開させていた。
2015年11月13日iOSに付属の『写真』は、iPhone/iPadで撮影した写真やスクリーンショットを閲覧するためのアプリ。つまりは「フォトビューアアプリ」ということになるが、そのひと言で片付けるには惜しいほど洗練された機能と操作性を持っている。iOSを代表するアプリのひとつということもあってか、特に操作性の洗練度は折り紙付きだ。カメラロールに保存された大量の写真をスピーディーに表示することに関しては、得意中の得意と言っていいだろう。写真のサムネイルを上下方向にスクロールする速さ、タップして拡大表示されるまでの速さ、拡大表示された写真の下にある極小サムネイルが並ぶ領域(スクラバー)をスクロールする速さは、フォトビューアアプリとしての面目躍如といえる。そのほかにも検索機能、写真に埋め込まれたメタデータ(EXIF/位置情報)に基づき分類表示する機能、iCloudを介した共有機能などいろいろあるが、操作性に関して言えばやはりフォトビューア機能が秀逸だ。たとえば、「フルスクリーンモード」。拡大表示された写真をピンチアウトするか、写真の外側(白い領域)をタップするすると、メニューバーなど写真以外の要素が消え、左右へのフリックでしか表示する写真を切り替えられなくなる。写真以外の要素を見せたくないとき重宝することだろう。もうひとつは「下方向へのフリック」。拡大表示された写真をサッと下方向へフリックすれば、写真の拡大表示モードは終了されカメラロールなどサムネイルが一覧された画面に戻る。画面左上の「<」ボタンをタップすることと効果は同じだが、操作体系としてはフリックのほうが洗練されており、操作のサクサク感向上にもつながる。ぜひ覚えておきたいテクニックだ。
2015年11月05日米Microsoftは3日(現地時間)、デジタルアシスタント「Cortana」iOS用アプリのベータ版を米国で公開した。アンケートに回答した限定数のテスターを対象に、数週間以内にダウンロード用リンクを送付する。iOS用の「Cortana」アプリは、メール送信やスケジュール管理、クラウドやデバイスの検索といった基本操作のほか、リマインダーやタスクを指定時間に通知するなどの機能を搭載。Windows版やAndroid版と同じく、ユーザーの利用を学習しながらアシスタント機能を向上させていく。Windows Phoneのように「Hey, Cortana」の呼びかけによる起動には対応していないなどの制約もあるが、同社は、Windows上で使うCortanaに近づくよう、iOS用Cortanaを開発してきたと紹介している。iOS用「Cortana」ベータ版は、米国および中国で提供される。リリース後も、数カ月にわたり機能アップデートを順次行なっていく予定。
2015年11月05日Evernoteは11月4日(米国時間)、iOS用「Evernote」アプリのバージョン7.9の提供を開始した。ノートにカラフルな手書きスケッチ機能を追加、iOS 9のiPad向け新機能「Split View」(対応機種: iPad Pro、iPad Air 2、iPad Mini 4)をサポートする。手書きスケッチは、ノートの編集画面を開いて鉛筆マークのアイコンをタップすると手書き入力画面に切り替わり、すぐに書き始められる。指、Evernoteがマーケットで販売している「Jot Script 2」、iPad Proで使用できるAppleの「Apple Pencil」、他のスタイラスの使用が可能。ペン、蛍光ペン、消しゴム、選択ツールなどが用意されており、ペンや蛍光ペンのアイコンをタップして簡単に色や線の太さを変更できる。また3D Touch対応機種では、画面に触れる力の強弱で線の太さを変えられる。手書きが完了するとノートに収まるように自動的にサイズが整えられ、ノート上でテキストや写真と組み合わせることも可能。保存した手書きを含むノートはEvernoteに同期され、他のiOSデバイスやAndroidデバイスのEvernoteアプリでも手書きスケッチを編集できる。Macでは表示のみになる。Split Viewは、iPadの画面に2つのアプリを並べるマルチタスク機能だ。これまでWebページのコンテンツをノートに貼り付ける場合、SafariとEvernoteを切り替えなければならなかったが、Split Viewで2つのアプリを並べて、素早くコピー&ペーストを行える。
2015年11月05日Net Applicationsから2015年10月のモバイルOSシェアが発表された。2015年10月はiOSがシェアを伸ばし、Androidはシェアを落とした。割合の上では少ないがWindows Phoneもシェアを増やしている。これまでAndroidがシェアを増やしiOSがシェアを落とす傾向が続いていたが、10月はこれが逆転する結果になった。バージョン別に見ると、iOSではiPhoneもiPadもシェアを増やしている。Appleは2015年9月、iPhoneおよびiPadの最新モデルとなるiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPad Pro、iPad mini 4などを発表。iPad Proはまだ販売が開始されていないが、2015年10月におけるiOSのシェア増加はこうした新製品の発表が影響しているものと見られる。iPod Proは2015年11月の発表が予定されており、2015年11月も同様の増加傾向が見られる可能性がある。Androidはバージョン別の分断化が進んでいるが、徐々に最新版への移行が進んでいる。Androidはこのところ重要度の高い脆弱性が相次いで発表されるなど、セキュリティ面で関心を集める状態が続いている。研究者の指摘によれば、広範囲に及ぶバージョンに脆弱性が存在したままになっている可能性があり、今後も注意が必要。
2015年11月04日キヤノンマーケティングジャパンは10月30日、写真に奥行きあるテキスト(文字)を挿入できるiOS端末用アプリ「PERSTEXT(パーステキスト)」において、無料フィルター12種類とテキスト編集の新機能を提供開始した。PERSTEXTは、写真に躍動感のあるテキスト(文字)を挿入できる写真加工アプリ。2014年11月にApp Storeにて提供開始されており、インストールは無料だ。このたび、新しく12種類の無料フィルターを追加。ビビッドやセピアなど色調を変更するフィルターのほか、ジオラマやビネット、ズームといった特殊効果を表現できるフィルターも用意する。また、編集したテキストをコピーして別の画像へ貼り付ける機能、編集したテキストの形状を保ったまま拡大縮小する機能も追加している。PERSTEXTを用いてテキストを入力すれば、画像にメッセージ性やデザイン性を持たせて、各種SNSなどでのコミュニケーションを楽しめるという。対応端末はiPhone/ iPad/ iPod touchだ。
2015年10月30日アジェンダは、iPhone/iPad用の年賀状作成アプリ「宛名職人2016 for iOS」の提供を開始した。ダウンロードは無料(アプリ内課金あり)。「宛名職人2016 for iOS」は、年賀状の両面を作成でき、AirPrint対応プリンタから印刷が行えるiPhone/iPad用アプリである。今回発売となった2016年版は、収録デザインが2016年の年賀状デザインとなったほか、対応OSがiOS 8.3以降に変更されている。アプリ内課金は、宛名印刷機能+フォント2書体(AR行楷書体HとAR行楷書体L)で960円、追加フォント3書体(AR丸ゴシック体M、AR祥南真筆行書体M、AR隷書体M)が各360円、有料デザイン126種が各240円となっている。なお、宛名面のお試し印刷が1枚ずつ10枚まで無料で行えるほか、11種類の無料デザインを収録している。対応端末はiPad 2以降、iPad Air/iPad mini全モデル、iPhone 4s以降となっている。
2015年10月29日