2020年10月2日 19:00
日本美術史上もっとも豪華絢爛な時代! 桃山文化がテーマの展覧会
最終章では、豊臣家滅亡後の江戸の武家美術も紹介。徳川の時代になって、桃山美術がいかに受け継がれ、どのようにリニューアルしていったのか、その進化から未来を展望する。
戦国武将の肖像画から、茶道具、甲冑や刀剣といった武具まで名品が集結する圧巻の内容。美術史のバイブルとして楽しめるのはもちろん、戦国ファンにも、茶道通などカルチャー女子にも満喫できるはずだ。
唐獅子図屏風狩野永徳筆安土桃山時代・16世紀東京・宮内庁三の丸尚蔵館蔵後期展示
2頭の威圧的な唐獅子は時代の空気を体現。狩野永徳の《唐獅子図屏風》。
重要文化財松鷹図襖・壁貼付狩野山楽筆江戸時代・寛永3年(1626)京都市(元離宮二条城事務所)蔵通期展示(部分)
狩野山楽の《松鷹図襖・壁貼付》は京都・二条城の大広間の障壁画。
重要文化財花鳥蒔絵螺鈿聖龕安土桃山時代・16世紀九州国立博物館蔵前期展示
《花鳥蒔絵螺鈿聖龕》は日本から欧州に輸出されたキリスト教の祭儀具。
『桃山─天下人の100年』東京国立博物館 平成館東京都台東区上野公園13‐910月6日(火)~11月29日(日)(前期:10/6~11/1後期:11/3~11/29)