2022年11月16日 19:30
“クリスマスに毒ガス”で迫る危機…最期の日に取った衝撃の選択【映画】
今回は、こちらの方にお話をうかがってきました。
カミラ・グリフィン監督
これまでにいくつかの短編映画を手掛けたのち、ついに念願の長編映画監督デビューを果たしたグリフィン監督。実は、本作に出演しているローマンと双子の弟たちの母親でもあります。そこで、現場での様子から子育てで大切にしていること、そして日本の女性たちに伝えたい思いなどについて語っていただきました。
―劇中では、一年でも一番楽しいとされるクリスマスと人類滅亡の日が同時に起こる様子が描かれており、その組み合わせがとても皮肉に感じましたが、どうしてこのような設定を思いついたのでしょうか。
監督クリスマスというのは、家族が集まったり、「しばらく会っていないあの人は元気かな」と考えたりするので、楽しい時間であると同時にセンチメンタルな気持ちになる時期。そんなふうに、いろんな感情が高まる日でもあるので、一見反対のようですが、攻撃を受けるにはぴったりの日ではないかと感じてクリスマスにしました。―本作はコロナ禍の前に制作していたオリジナル作品ですが、実際に劇中と同じようなパンデミックが起こり、さらにロシアの陰謀に関する描写もあります。