Saucy Dog、最新作は「バンドとして、3人が大人になったのを感じられるアルバム」
昔なんて恋愛の曲は2~3曲ぐらいしかなかった。そんな中、『いつか』を出したら思いのほか、たくさんの人に聴いてもらえて。『いつか』の人でしょ?みたいな感じになったんですよ。当時は『それ以外もあるんだ』と伝えたくて、3rdアルバムまでは恋愛の曲を極力減らしていたんです。ただ、それでも恋愛の曲の方が聴かれていて。『コンタクトケース』とか『届かない』『月に住む君』もそう。4thアルバムで“恋愛の曲の方が合ってるのかも”“それならそれでいいじゃん”と吹っ切れたんです。他の曲も書いてるけど、恋愛の曲を聴いてもらえるんだったら、それでもいい。
なので“恋愛の曲は書かない方がいい”と囚われず、自由に歌詞を書かせてもらいました。それが今、『怪物たちよ』という人生観の曲も届くようになったのは、すごく嬉しいですね」(石原)
7thミニアルバム『バットリアリー』。映画『スクロール』主題歌の「怪物たちよ」、全国高校サッカー選手権大会の応援歌「現在を生きるのだ。」などタイアップ曲を含む計7曲収録。【通常盤(CD)】¥1,980(A‐Sketch)
サウシードッグ写真左から、秋澤和貴(Ba)、石原慎也(Vo/Gt)