2023年12月2日 20:40
不動産会社の女性経営者が教える! 冬は要注意「予想外に暖房費がかかる間取り&NG特徴」
平出さん部屋のカタチとエアコンの位置によって死角ができてしまい、部屋の一部分が暖まらないことがあります。ロフトの下にエアコンがあるためにロフトが暖まらなかったり、ロフトやメゾネットタイプで天井が高い間取りは、暖かい空気が上に逃げてしまい部屋全体に暖房が効きづらいケースも。そのため内見時には、エアコンの位置と空気の通り道をあらかじめ確認しておくようにしてください。
――冷えやすい物件に住んでしまった場合、どんな対策をすべきですか?
平出さん冷気は窓やドアから入ってくるため、まずはそこから対策をしましょう。
・窓やドアの隙間にすきまテープを貼る
・窓ガラスに断熱シートを貼る
・厚手のカーテンを選ぶ
こうした対策をすることで、部屋の暖かい空気を保つ効果が期待できます。窓だけでなく、保温効果を高めるためにはカーペットの下に断熱シートやコルクのマットを敷くのも効果的です。また、湿度が上がると体感温度も上がるので、加湿器や濡れたタオルを干しておくのもオススメ。毛布は2枚掛けるよりも、1枚は下に敷いて1枚は掛けるほうが暖かいですよ。
――冬でも日当たりのいい方角はありますか?
平出さんやはり南向きは1年を通して日当たりがいいため、冬も暖かいです。