2017年2月22日 09:48
【フラワーデザイナー石井千花さんに聞く、お花のお手入れと飾り方のコツ・4】 花器のタイプ別 飾り方のコツ[PR]
また、横に広がりを持たせやすい、しなやかな茎を持った素材が便利です。」
【3】
小分けにした枝もののお花を放射線状に生けていきます。最初からは固定しにくいお花たちも、ある程度生けていくことによって茎が絡まり生けやすくなります。
【4】
最終形をイメージしながらすべての素材を生け終えたら、リズム感が生まれるように高さの調節をします。凹凸感を出すことで、お花たちがよりフレッシュではつらつとした表情になりますよ。
■ 大き目タイプ
大きな花器は繊細なお花だけで生けようと思うと、バランスを取るのもお財布も大変です。そんな時には、房状にお花がついたものや面的なものである程度の形を作ってから他のお花を生けていくと、簡単にボリュームも出せてまとめやすくなります。
【1】
<今回使用した花材>
・アジサイ(黄緑色)
・リューココリーネ(紫色)
・ポンポンスカビオサ(ピンク色)
・エンドウ豆(葉もの)
<今回使用した花器>
・リューズガラスクーレラインフラワーベースビューグル
【2】
大きな花器には、まず大きなアジサイで幅と高さを埋めていきます。
石井さん
「大きいものから生けていくことが大切です。