くらし情報『三浦春馬インタビュー 青山作品で“変化”を楽しむ「人間て単純じゃないんですよね」』

2011年6月8日 17:21

三浦春馬インタビュー 青山作品で“変化”を楽しむ「人間て単純じゃないんですよね」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

東京の公園で、行き交う家族の写真を撮り続けるカメラマン志望の大学生・光司が、ある男性から1人の女性の尾行と写真撮影を依頼されるところから物語が始まる『東京公園』。ベビーカーを押して散歩する彼女の後を追いながら、都内各所の公園を巡る不思議な追跡劇はやがて、光司が自分自身や周囲にいる女性たちと向き合うようにうながしていく。『サッドヴァケイション』から4年ぶりの長編となる青山真治監督の新作で主人公・光司を演じた三浦春馬に話を聞いた。

ゆったりした主人公に「いままでの役の中で1番、僕に近いかも」

脚本を読み、「映画らしい、ゆったりとしなやかなストーリー展開にすごく興味を惹かれました」と言う三浦さん。
「大きな事件もなく進んでいくけれども、光司が3人の女性をはじめ、いろいろな人たちとの出会いを通じて成長して行く。カメラマンという設定も、幼なじみの富永(榮倉奈々)、義理のお姉さんの美咲(小西真奈美)、光司が尾行する謎の女性(井川遥)との関係も興味深かった。本当に楽しみな作品になるな、と感じました」。

都内各地の公園や、大島など撮影はオール・ロケ。
日照時間も短くなる晩秋の約3週間、決して余裕のあるスケジュールではなかった。

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