2012年1月11日 10:56
沢尻エリカ、蜷川実花と組み岡崎京子原作『へルタースケルター』で本格女優復帰
(Photo:cinemacafe.net)
2007年に公開された『クローズド・ノート』を最後に女優としての活動を休止していた沢尻エリカが、『さくらん』で鮮烈な映画監督デビューを飾った写真家・蜷川実花の最新作で熱狂的な支持を集める岡崎京子の伝説的コミックの映画化『ヘルタースケルター』で女優業に本格復帰することが明らかとなった。
第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の伝説的コミック「ヘルタースケルター」を原作とする本作。全身整形という秘密を抱えながら、名声や金といった欲望渦巻く芸能界でトップに君臨する女優・りりこが雄々しく生きる姿を描く。
「本作への出演を熱望してた」と公言する沢尻さんは主人公・りりこを演じる。「『この作品はきっと私にあう』と周囲が言うほど演りがいのある役なので、“実花ワールド”にどう染めてもらえるか、いまから楽しみです。現場でクリエイトしながら、ぶつかっていきたいなと思っています。気合は十分です。沢尻、女優として、ひと肌脱ぎます」と、復帰第1作への意気込みを見せている。
岡崎さんの盟友である安野モヨコ原作の映画化『さくらん』に続き、監督第2作目として本作に取り組む蜷川監督は、「『さくらん』より前から、このヘルタースケルターを映画化したいと思っていました。