2015年10月28日 17:18
【特別映像】“笑わない”ノルウェー女とパリ男が愛の“重さ”を語らう…『1001グラム ハカリしれない愛のこと』
壊してしまったノルウェーのキログラム原器を密かに修理すべくパリへ向かったマリエ。そこで以前国際セミナーで出会った男パイと再会し、庭で語らう。父の死をきっかけに、「人生のすべての基準点が崩れていくみたい」と感じるマリエに対し、人生の重さとは、愛の重さとはいったいどれほどのものなのかとパイが問いかける本作のテーマに触れる重要なシーンであり、また今後のマリエとパイとの関係を期待させる大人のラブシーンともなっている。
まるで、ドラマ「デート」で杏が演じた超“リケジョ”ような、四角四面の“笑わないヒロイン”の壊れかけた心が、少しずつ修復されていき、やがてパリで見せる柔らかな表情には観客もほっこり。ハーメル監督独特のおかしみに彩られた世界観に、“幸せをはかる方法はひとつじゃない!”と勇気をもらえるに違いない。
『1001グラムハカリしれない愛のこと』は10月31日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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