2016年9月22日 19:00
英国発!感動の実話が連続公開…“天才”を支える友情を描いた3作品をピックアップ
ザ・ビートルズの驚異的な初期のキャリアを、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの名匠ロン・ハワードが追った『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』を皮切りに、実在の名編集者と夭逝した小説家との友情を描く『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』、さらに歴史的数式を証明した何もかも正反対の天才を描く『奇蹟がくれた数式』など、この秋は“天才”にまつわるドキュメンタリーと実話を基にした映画が続々公開される。シネマカフェでは、英国発、天才たちと彼らを支えた人々を描いたこの3作に注目した。
■いまも語り継がれる「ザ・ビートルズ」の世界的人気のはじまり…『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』
スクリーンでは1970年の『レット・イット・ビー』以来46年ぶり、TVシリーズ「ザ・ビートルズ・アンソロジー」からは実に21年ぶりのアップル公式作品として公開中の本作。英国・リヴァプールのキャバーン・クラブで活動を始めた「ビートルズ」は、1961年から62年にかけてUKの音楽シーンに華々しく登場し、1963年の終わりにはヨーロッパ・ツアーを開始。