2016年12月15日 19:30
【インタビュー】フェリシティ・ジョーンズ “ローグ・ワン”から始まるスター・ウォーズの「新たなる希望」
「性格は無謀で攻撃的。厳しい現実を生き抜くために、犯罪にも走った。でも、ジンというキャラクターがすばらしいのは、最初から周りの男たちと同等に扱われているという点だと思うわ。よく、あるでしょ?『女の子なのに、男勝りですごいね』みたいに戦うヒロインを特別視すること(笑)。もちろん、演じる上での苦労はあった。アクションをこなすために、肉体的な準備も必要だったけど、大切なのは仕事に対し、献身的であることだもの」。
銀河を舞台に、家族の愛が紡がれる「スター・ウォーズ」シリーズ。その家族の一員になった感想は?「私自身にとっても、思い入れの強い作品だけど、イベントなどで喜びに満ちあふれたファンの姿を目の当たりにすると、『スター・ウォーズ』とは一種の信仰だと再認識するわ。
すてきだなと思うのは、世代を超えて家族一丸となって、作品を愛していること。コスプレした親子連れからサインを求められると、それだけにうれしくなるわ」。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の魅力は、まるで違った個性をもつメンバーたちが、信念と信頼で結びつき、同じ目的のために共闘する姿だ。「その通り。お互いの違いを尊重し合えば、世界を変える“新たなる希望”を共有できるの。