2017年2月20日 18:30
『ラ・ラ・ランド』は学生時代に企画していた!映画界の風雲児デイミアン・チャゼル監督インタビュー
を作りましたが、それが私にとっての最初の映画制作でした。そのときの作曲家がジャスティン・ハーウィッツ、それ以降ずっと一緒に仕事をしています。彼と『Guy and Madeline~』を作った後に“またジャズミュージカル映画を作りたいね”と企画したのが『ラ・ラ・ランド』。ですが、あまり商業的な映画ではないという理由でLAのスタジオからはお金が出なかった。そこで、それよりも低予算の『セッション』から撮ろうということになったんです」。
幼い頃からいつか映画を作りたいと興味を持ち続け、中学~高校ではジャズを学びジャズミュージシャンに憧れ、最終的には映画監督の道を歩むことになる。
「ずっと昔からジャズに触れてきたこともあって、個人的にとても意味があるものだから映画にしました。前回の『セッション』はジャズ全体を語っているのではなく特定のビッグバンドの話、自分が演奏してきたジャズの話です。
今回の『ラ・ラ・ランド』でセバスチャンがジャズについていろいろと発言しますが、彼に言わせているセリフは必ずしも私自身の見解ではありません。セバスチャンにとってのジャズとは40~50年代の伝統的なジャズ、それ以外はジャズとは認めていないけれど、私自身はそうは思わない。