2019年3月26日 19:00
『ビリーブ』ケシャの歌声が胸打つ!オリジナルMV公開「私も声を上げたい」
ケシャは、オファーをもらった時の心境を「自分はふさわしくないと思ったわ。作曲はとても個人的なプロセスで、大体は自分自身が体験したことからインスピレーションが来る。だから、誰か他の人の人生についての曲で、それもルース・ベイダー・ギンズバーグ判事っていうことで、ちょっとおじけづいてしまったの」と語る。
しかし、映画を観て多くのインスピレーションを受けた彼女は、「誰でも一つの小さい行動を起こすことによって、長く続く変化をもたらすことができるっていう私自身の信念を思い起こした。だから、生涯をかけてたゆむことなく、また速度を緩めることもなく平等のために闘ってきたギンズバーグ判事に敬意を表するために私ができることをやりたいと思ったし、私も声を上げたいと思ったの」と、この主題歌にかける意気込みを明かしている。
■「自分の信念を声に出すだけでいい」
曲作りには、音楽界のアイコン的存在であるボブ・ディランが公民権運動の時代やベトナム戦争の時代に書いた曲を参考にしたのだそう。「私もディランのように、人が私の歌を聞いたら刺激を受けて、憎しみや対立に対して立ち上がって抗議するような曲を書きたいと思ったの」