2019年5月12日 16:15
キーラ・ナイトレイ、古き良き華やかなパリのファッションアイコン!『コレット』衣装に注目
そのスタイルには、映画衣装も務めるスタイリストの北村道子さんも「ズボン着用が処罰された時代に彼女は男装していた。その勇気と洋服のセンスが素晴らしい」とコメントを寄せており、彼女の人生を反映したファッションに絶賛を贈っている。
田舎に暮らす少女時代からモダンなパリジェンヌへ
本作で衣装デザインを務めたアンドレア・フレッシュは時代の移り変わりを通した展開にもこだわっており、「コレットの衣装には、きれいで、シンプル、そしてモダンなスタイルで作ったわ。田舎の少女時代は、明るい黄色やグレーの色で軽い生地を使用して、モダンなパリの大人の女性になった時には、茶色や、黒白など暗い色の、重さのある生地の衣装を着るようになるの」。さらに、「彼女はジェンダーを気にかけない人だったので、レースやフリルは使用せず、メンズスーツを着用して現れた。彼女の中でゆっくりと形成された男性らしさにヒントを得て、きれいなスタイルを保ちたいと考えたの」と衣装のポイントを明かした。
また、コレットの生きたベル・エポック期のファッションについて徹底的に研究したうえで「私の全体的な目標は、コレットのパーソナリティの内に秘めた本質をみいだし、それを衣装で表現すること。