「決して共感できない」ユペール&クロエが優美で孤独なサイコパスを語る『グレタ』
と分析し、「母親を亡くしたから、そういう存在を探し求めている。グレタがその隙を突く」と、フランシスが持つバックボーンがグレタに付け込まれていくと語る。
「脚本の初校は設定が違っていて無力な女性として描かれていたのだけど、イザベルの出演が決まってからは、数段興味深く、怖いキャラクターになった」と、“グレタ”という人物の強烈さについても明かした。
また、ユペールは、「物語の第一部におけるグレタは、とてもはかなげで、要求の多い、シャイな人物に見える。繰り返し孤独を訴え、孤独ゆえにあのような行動に出るのかもしれない。でも物語が進行すると、気まぐれで、いろいろな顔を持つことが分かってくる。グレタには決して共感できないでしょう」とも言う。
ちなみに、グレタのラストネームである“Hideg”は、グレタの故郷であるハンガリー語で“冷たい”という意味。
果たして、グレタとはどんな人物なのか、2人の言葉から想像をめぐらせてみて。『グレタ GRETA』は11月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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グレタ GRETA 2019年11月8日よりTOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開
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