ヒックとアスティが気まずくなった理由とは?『ヒックとドラゴン』本編映像
と語り始める。
ヒックは「わかったわかった、考える」とゲップの言葉を真に受けずに流してしまうが、次の瞬間ゲップは「いいかげん腰据えろ。早く結婚しねえか」と、まるで父親のような口ぶりでお節介な発言を…。いままで食堂で好き放題に騒いでいたタフ、ラフ、スノットといった“ヒクドラ”でお馴染みの仲間たちも、ゲップのひと言を聞いた瞬間静まり返る。
「お前らが長夫婦としてバーフ島を収めるんだ。結婚してやってくれ。お前さんは唯一の常識人だ。尻に敷いてくれりゃ望みが持てる」と間髪入れずにヒックのガールフレンドであるアスティにヒックとの結婚をお願いするも、アスティは「もうよして!すんごい気まずいんだけど」と、その場を立ち去ってしまう…。
シリーズ全作でメガホンを取ったディーン・デュボア監督は、本作のテーマについて“自立と旅立ち”であると明かしており、本編では、ドラゴンの王となったトゥースとバイキングの長となったヒックが成長することによって生じる変化が見どころとなる。それだけでなく、ヒックが弱虫な少年だった頃から彼を知るアスティとの関係も、大人になっていく中で少しずつ変わっていくことが本映像からも想像できるだろう。