くらし情報『故郷を捨て亡命した“映画人”たちを追う『さらばわが愛、北朝鮮』予告』

2020年3月27日 20:00

故郷を捨て亡命した“映画人”たちを追う『さらばわが愛、北朝鮮』予告

Photo by cinemacafe.net

朝鮮戦争のさなか、故郷・北朝鮮からモスクワ国立映画大学に留学し、その後ソ連に亡命した8人の若者の“その後”を追ったドキュメンタリー映画『さらばわが愛、北朝鮮』が、5月2日(土)より日本公開。この度、その予告編映像が解禁された。

予告編でも登場するように、8人のうち3人はカザフスタンとソ連で映画製作者となった。キム・ジョンフンはカザフスタンで特殊効果の専門家となり、チェ・グギンは 『The Year of The Dragon』(英題・1980)で高く評価される映画監督としての地位を確立し、ウイグルのレジスタンス運動に結束を呼びかけた。

ハン・ジン(後に改名してハン・デヨン)は、中央アジアに居住する朝鮮民族のための劇場、“高麗劇場”の作家となった。彼は1993年に亡くなっているが、本作では彼のロシア人妻がインタビューに答えている。


第42回モントリオール世界映画祭ワールド・ドキュメンタリー部門(コンペティション部門)をはじめ、山形国際ドキュメンタリー映画祭2019、第9回釜山平和映画祭コンペティション部門、2019年ソウル国際女性映画祭ニュー・ウェイブ部門に出品。監督は、連作ドキュメンタリー「女性史三部作」

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