2020年10月27日 05:00
広瀬すず主演、戦後初のCA誕生を描くSPドラマ放送
広瀬すずが昭和という時代を生き生きと切り拓いたCAを演じ、さわやかなエールを送るスペシャルドラマ「エアガール」の放送が決定。広瀬さんがテレビ朝日のドラマに主演するのは、今回が初めてとなる。
佐野小鞠は、飛行機部品の生産を手がける父の影響で空へのあこがれを募らせ、パイロットになりたいという夢を抱く。しかし、兄は神風特攻隊として出撃して戦死。両親も東京大空襲で亡くしてしまい、小鞠は料亭を営む叔母・千代のもとに身を寄せ、その料亭の手伝いに明け暮れる日々を送っていた。
ある日、小鞠は料亭の一室から「日本の空を日本人の手に取り戻したい!」という逓信省航空保安部長・松木静男の決意みなぎる熱い言葉を耳にする。松木の話に感動し、思わず聞き入ってしまった小鞠だったが、彼の若き部下・三島優輝に立ち聞きをとがめられてしまう。しかし、これが2人の運命の出会いとなる。
1951年、ついに戦後初の日本の航空会社「日本民間航空」が発足。すでに社員となっていた三島からエアガールを募集していると聞いた小鞠は応募を決意する――。
本作は、中丸美繪の「日本航空一期生」を原案に、当時の“最先端のお仕事”=エアガールとして奮闘したヒロインの姿を瑞々しく描き出していく、史実をベースにしたドラマ。