2021年8月21日 10:00
『ミス・マルクス』前を見据える新ビジュアル到着「色褪せない」「すべての女性に共通」著名人からコメントも
19世紀を代表する哲学者、経済学者カール・マルクスの末娘で、女性や子どもたちのために声を上げ続けたエリノア・マルクスの激動の半生を描く『ミス・マルクス』。この度、新ビジュアルと共に各界の著名人から絶賛コメントが到着した。
女性学研究者として知られる田嶋陽子からは「150年後の私たちはエリノアを死に追いやった『女』 と『男』の問題から自分を解放することばを見つけただろうか?」、ライターのブレイディみかこからは「『労働者階級』のために闘いながら、『女の階級』があることを自分の身をもって知る。マルクスの娘の物語はいまも少しも色褪せない」との言葉が。
そして、 「新書大賞2021」を受賞したベストセラー「人新世の「資本論」」の著者・斎藤幸平(大阪市立大学 准教授)からは「社会運動の大義のもとで生まれる搾取や抑圧は今も繰り返されている。21世紀のエリノアを生まないために、私たちは歴史から学ばなければならない」と、いまを生きる私たちがエリノアの功績を改めて見つめ直す意義についてコメントが寄せられた。
ほかにも、女性活動家や映画ライターたちからコメント到着
●宇垣美里(フリーアナウンサー)