くらし情報『『銀河ヒッチハイク・ガイド』『ギャラクシー・クエスト』… 驚きが詰まった宝箱のようなSF映画』

2021年9月10日 17:15

『銀河ヒッチハイク・ガイド』『ギャラクシー・クエスト』… 驚きが詰まった宝箱のようなSF映画

Photo by cinemacafe.net


映画とは、人間の想像力と、想像世界を具現化する技術、個性的な表現を楽しむ総合芸術。なかでも、SFというジャンルは、映像文化の発展に大きく貢献してきた。ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』や『海底2万マイル』が生まれた1900年代初頭、それを観た人々は、どれほど腰を抜かし、驚きに目を輝かせ、胸をワクワクさせたことだろう。知られざる未来のワールドや、実際には存在しない世界をリアルに写し出したいと、映像作家たちは新しい表現方法や撮影技術を用いて、映画を進化させてきたのだ。

『2001年宇宙の旅』『未知との遭遇』『ブレードランナー』『スター・ウォーズ』シリーズなど、映像の斬新さに定評のあったSFを初めて観た時の驚きは、宝物だ。だが、発表当時、多くの映像ファンが度肝を抜かれた後に抱いた「どうやって撮ったの?」という感想は、ある意味無粋だ。名作SFは、最新技術や表現方法だけに囚われていない。それらは物語を理想的に語るためのツールでしかないのだ。
興業成績だけで名を残すのではなく、名作として観客の心に残る作品には、必ずストーリーの面白さがある。

『銀河ヒッチハイク・ガイド』『ギャラクシー・クエスト』… 驚きが詰まった宝箱のようなSF映画
『未知との遭遇』(C) APOLLO
SF映画特集を組まれても、なかなか筆頭には上がらない作品の中にも、面白い映画は数多い。

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