くらし情報『『ある男』『愚行録』の石川慶監督、日本映画界に新たな視点をもたらすその魅力とは』

2022年11月18日 10:00

『ある男』『愚行録』の石川慶監督、日本映画界に新たな視点をもたらすその魅力とは

神童と言われながらも長らく音楽界から離れていた元天才少女(松岡茉優)、ジュリアード音楽院在学中で優勝候補と言われるジュリアードの王子様(森崎ウィン)、働きながら「生活者としての音楽」を目指す28歳のサラリーマン(松坂桃李)、彗星のように音楽界に現れた16歳の天才異端児(鈴鹿央士)。音楽の愛と喜び、天才の才能とエゴイズム、音楽家たちの友情などを、細密な映像と圧倒的な音楽で描き出した。

本作では石川監督が脚本も担当。映像やセリフと登場人物たちが奏でる音楽が調和し、ストーリーに深い余韻を与えている。

不老不死の体を得た女性の選択を描くSF映画『Arc アーク』(2021年)

中国系アメリカ人作家ケン・リュウによるSF小説「円弧(アーク)」を映画化した『Arc アーク』のテーマは、不老不死。この『Arc アーク』は石川監督自身で企画から参加したという意欲作だ。

『ある男』『愚行録』の石川慶監督、日本映画界に新たな視点をもたらすその魅力とは
初日舞台挨拶『Arc アーク』(c)2021映画『Arc』製作委員会
この作品で描かれているのは、不老不死の技術が開発された時代に、30歳で初めてその処置を受けた女性・リナの物語。リナを演じる芳根京子は、一人の女性の17歳から100歳以上までという、幅広い年代を演じてみせた。

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