2022年12月27日 17:15
『ニュー・シネマ・パラダイス』名曲誕生の秘話と運命の出会いが明かされる『モリコーネ 映画が恋した音楽家』本編特別映像
『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督による音楽ドキュメンタリー『モリコーネ 映画が恋した音楽家』より本編映像が解禁された。
本作は、2020年7月に亡くなった伝説の映画音楽家、エンニオ・モリコーネの栄光と功績を、弟子であり友でもあるジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着してとらえた音楽ドキュメンタリー。
映像は、モリコーネがトルナトーレ監督と初めてタッグを組んだ『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)の1シーンから始まる。本作をきっかけに2人は初めて出会い、友情が生まれ、以降、トルナトーレ監督が手掛ける全ての作品の音楽をモリコーネが担当することになった記念碑的作品でもあるが、実は、最初の作曲オファーは“モリコーネから断っていた”と言う。
しかし「もう一度電話があって“とにかく脚本を読め”“感想を知らせろ”」とプロデューサーから言われたモリコーネが脚本を気に入り、トルナトーレ監督に「会いたい」と電話したことから、運命が動き出す。「興奮して会いに行った」「彼は新人の私を対等に扱ってくれた」とトルナトーレ監督はふり返り、この作品から以降全ての作品でタッグを組むことになる。