『エゴイスト』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ほか、6月プライド月間に観たいLGBTQ+が主体の映画&シリーズ
”と名づけられたジョイで、レズビアン。エヴリンはジョイのガールフレンド、ベッキーとの交際を認めず、中国から呼び寄せた父ゴンゴンにも紹介させない。ジョイの話にも耳をかたむけようとせず、久しぶりに娘に会っても辛辣になりがちで、「だらしがない」「食事に気をつけなさい」と小言ばかり。そんなアジア系移民の母娘の諍いが、なんとマルチバースの命運を握ることになる。
また、エヴリンと天敵のはずの国税局のディアドラ(ジェイミー・リー・カーティス)は、人類の手の指がソーセージになっているバースでは同棲中の恋人同士として描かれている。そんなバースがあるのなら、わだかまりもフッと消えてしまうのだ。
なお、ジェイミーは娘がトランスジェンダーであり、獲得したオスカー像をジェンダーニュートラルな代名詞「They/Them」と呼んでいることを明かしている。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』はU-NEXT(レンタル)にて配信中。9月6日(水)より4K ULTRA HD&Blu-ray&DVD発売。
ロングランヒット継続中!『エゴイスト』
「アジアのアカデミー賞」と呼ばれる第16回アジア・フィルム・アワードにて、主演男優賞(鈴木亮平)