2023年7月10日 16:15
「歌」をARと手話で伝える アクセシビリティの新たな試み「TRANSLATION for ALL」に迫る
鎮座:様々な場所で再生できる面白さがありますね。縮小したり、いきなりデカくもできるし、いろんなサイズでパレードを進行するのは楽しそうですね。
小林:家から出られなくても遠くに住んでいても同じ条件で楽しめる、自分のやり方で、さあ、遊んでっていうのがいいですよね。
川田十夢さんって、天才?といいますか、最初はわけがわかりませんでしたよ。おっしゃることは聞こえるんですが、理解ができなくて。もう随分昔にお会いしたんですけど、時間が経つにつれ、おっしゃっていたのは、ああこういうことだったのかと。
――歌ができていく過程でどんな風に感じましたか?
小林:メインの歌詞とメロディーはあったのですが、スキャットのあたりはほとんど白玉音符でした。ラップを先に聴いて、イメージ画を見て、あとは幸子さんの感性でおねがいします、という感じでした。
「何でもありですか?」「何でもありです」というやりとりの中で、わからないながら、やってみましたが、歌い手として長く歌ってきているので、絶対NGってあるじゃないですか、今回はそれを超えるかな?と思う表現でも「それは面白いですね」って言ってもらえて。歌い手って褒められると本気で喜んじゃうものですから。