2024年1月21日 10:00
ミア・ワシコウスカ「海への愛を思い出して」『ブルーバック あの海を見ていた』監督&原作者も語る特別映像
「“海を守るべきだ”」と語りかける。
原作者ティム・ウィントンは公開前のインタビューで、30代になってから枯渇という事実に目を覚まされ、90年代はじめには海洋保護に興味を持ち、自然、特に海洋の状態の脆さを突然意識したと述べていたが、本映像においても「海は脆くて有限な存在だ」「今の我々が見ているのは損なわれてしまった海だ」と海への想いを語っている。
さらにはオーストラリアでの捕鯨のことにも触れ、かつては300頭ほどだったザトウクジラが捕鯨禁止以降のいまでは4万頭近くになっていると明かし、「我々が自分たちの生き方を見直し 謙虚さをもって行いを正せば状況を好転できる」と切実な想いを語っている。
コノリー監督は自身が敬愛する海洋探検家ジャック=イヴ・クストーの言葉を掲げ、「海がいかにすばらしい存在か。本作で伝えたい」とコメント。アビー役のミア・ワシコウスカは「本作を見ることで、海への愛を思い出してほしいと思う」と締めくくっている。
また、本作公開後のSNSでは「海を守り抜く2人の強さに心を奪われた」「環境保護の難しさ すばらしい海 いろんな事を考えさせられた」「オーストラリアの豊かな海洋環境を守ることに情熱を注ぐ母娘の絆に感動」