2010年9月24日 19:45
達人に聞く! 『恋愛戯曲』監督・鴻上尚史の恋愛講座 【出会い編】
とはいえ、最終的には告白してハッキリさせるしかないよね。何となく恋人未満の関係で、それが壊れるのが怖い…ということでその関係でいいならアクション起こす必要はないけど、そうじゃないなら自分で白黒つけるしかない。自分でアクション起こしてそれでダメならしょうがない。「好きだ」、「嫌いだ」って言ったって、それで死ぬヤツはいない!僕がいつも言うのは、破れた恋を癒す、あきらめる唯一の方法は次の恋に行くこと。まずは、賢くあれこれ考えるよりも、自分から行くんだという覚悟を決めることだね。
――ちなみに監督自身は自分からガンガン攻めていくタイプなのでしょうか?
鴻上:俺は行く!というのは行ってダメなら早く次に行った方がいいから。気持ちが固まってからアクション起こすまで?かなり早いよ。もうシンプルに「付き合わない?」と。
――補足でもう一問!そんな監督は、いわゆる“草食男子”と呼ばれる男性陣や社会をどう見ているのか?
鴻上:僕自身は決して「男だから!」、「女だから!」と考えているわけじゃない。それはキャラクターなんだから、さっきも言ったように女の子から積極的に行くのはいいことだと思うよ。ただ、“草食系”という現象に関しては、僕らが賢くなっちゃった結果なのかなとも思う。