くらし情報『IDF 2015 - IoTへの取り組みを一挙に紹介、極小モジュール「Curie」や次世代メモリ技術「3D XPoint」のデモも披露』

2015年8月21日 19:35

IDF 2015 - IoTへの取り組みを一挙に紹介、極小モジュール「Curie」や次世代メモリ技術「3D XPoint」のデモも披露

と呼ばれるDIMM型の製品が登場する予定だ。前者は、高速大容量のSSDとしてすぐに需要があるものだが、後者は、「不揮発性」の「大容量メインメモリ」を実現するものだ。

ただし、アクセス速度は、DRAMよりも遅くなる。DDR4と電気的には互換性はあるが、制御には別のプロトコルを利用するという。このため、メモリコントローラー側で対応が必要になるようだ。Intelとしては次世代のXEONから対応する予定とのことで、最初に登場するIntel DIMM製品は、ライトバックキャッシュ用にDRAMを搭載したもの(JEDICでいうNVDIMM-N)になるという。

○IDFでSkylakeの影が薄い理由を考える

さて、IDFの基調講演のレポートをお届けしたが、冒頭で示した通り、ほとんどIoT関連の話題となった。ただ、これによってIntelがSkylakeよりもIoTに注力していると示されたかといえば、必ずしもそうではない。
というのは、IDFで開催されるテクニカルセッションには、Skylakeのアーキテクチャや、第9世代の内蔵GPUに関する内容がちゃんと用意されていたからだ。

おそらく、Windows 10のリリースが前倒しとなり、SkylakeのK Skuを本来予定していたタイミングよりも早く出荷したため、IDFのタイミングに重なってしまっただけで、もともと今回のIDFではIoTをメインにする予定だったのだと思われる。

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