2015年11月11日 07:30
イマドキ「学童保育」はこんなにも進化しています (5) 東京都中央区「ステラキッズ佃教室」、学童と塾のいいとこどり!
教室に着いた子どもたちがまずやることは、自分のカードをバーコードリーダーに読み取らせること。その後、靴をしまってランドセルを開け、学校から配られた手紙を指導員に渡す様子は、自宅に帰ってきた子と親とのやり取りのようだ。佃教室には、近隣の小学校17校(2015年10月現在)の児童が通っているので、学校からの学年便りなどで時間割の変更や休みを確認し、お迎え時間の把握をしている。保護者にとっては、その都度学童に連絡する手間が省け、負担の軽減になっている。
○BGMはモーツァルト!
勉強しやすい環境づくりにもこだわっている。子どもたちがリラックスできるようにとモーツァルトの楽曲がBGMとして流れる中、15時30分には揃って宿題に取り組む。5~6人掛けのテーブルが5台ほどあり、各テーブルの中央には鉛筆と消しゴムがたくさん入った入れ物が。必要なものだけがきちんと準備されており、集中力の妨げになるような余計なものは置かない。
スタッフは送迎をするドライバーとは別に、「指導員」と呼ばれる学童のスタッフが佃教室には3人。全員、小学校教諭免許に加え、上級救命技能の講習を受講しているので、勉強面、安全面ともに安心して子どもを預けられる。