2016年1月7日 08:43
ひと足早く体験した! - カシオのAndroid Wearスマートウオッチ「Smart Outdoor Watch」
バッテリー寿命や本体サイズなどとの兼ね合いから、GPS搭載は見送られた)。
●"時計"にもこだわる
○腕時計メーカーが作るリストデバイスは、時計表示にもこだわる
腕時計メーカーらしい思想が表れているのが「タイムピースモード」。WSD-F10は、カシオのアウトドアウオッチ「PRO TREK」でも採用されている2層液晶を備える。1層はカラー液晶、もう1層はモノクロ液晶だ。カラー液晶をシャットダウンして、モノクロ液晶のみで時計を表示することができるのだ。これを時計だけのモード「タイムピースモード」と呼び、通常使用時に比べ、大きく使用時間(バッテリー駆動時間)を伸ばすことができる。ちなみに通常使用時は、1回の充電で約1日の使用が可能だが、タイムピースモードのみの場合、約1カ月使用できるとのこと。ただし、通常使用時で1日というのはCES発表バージョンの仕様で、現在もアプリケーションを作り込むなど、改善研究は続けているそうだ。
搭載OSはAndroid Wear。これは「中長期的視点においてAndroid Wearが伸びていくと予想されている」(坂田氏)ことによる。連携する端末はAndroid 4.3以上、iOS 8.2に対応予定。