2016年2月17日 04:00
「イギリス=メシマズ」は古い! 進化した"モダンブリティッシュ"料理を実食
といった塩気のあるアイテムも工夫がなされており、食べ飽きない。
そして、アフタヌーンティーに欠かせないスコーン。プレートとは別に、「アールグレイ」「チアシード」「トリュフ」の3種類のスコーンが登場する。付け合わせの「クロテッドクリーム」は国産で、濃厚な味わいがスコーンと相性抜群だ。
紅茶には、英国王室御用達の紅茶ブランド「H.R. ヒギンス」のフルーツフレーバーティー「ブルーレディー」、ミルクティーにオススメだという「デュークストリート」、ダージリンやアッサムをブレンドした「アフタヌーン」の3種類を用意。抽出には、紅茶に最適といわれている硬水「ヒルドン」が採用された。
筆者はアフタヌーンを注文。入れたての紅茶からふわっとダージリンが香り、思わずため息が漏れる。
スイーツの邪魔をしないあっさりとした味わいで、後には適度な渋みですっきりとした後味。主役を引き立てる上品な味わいだった。
ドリンクには、そのほかにもスペシャルコーヒーの「ルビー」や「エスプレッソ」「カフェラテ」など約20種類を取りそろえている。
今回、モダンブリティッシュの食事メニューからアフタヌーンティーセットまでいただき感じたことは、とにかく香りの演出がすばらしいということ。