くらし情報『辛さを分かって……睡眠で悩む妊婦のために知っておきたい7つのリスク』

2016年3月18日 07:30

辛さを分かって……睡眠で悩む妊婦のために知っておきたい7つのリスク

辛さを分かって……睡眠で悩む妊婦のために知っておきたい7つのリスク
●快眠に導く妊婦にオススメの入眠儀式とは?

一般の人と妊婦の睡眠時間を比べると、妊婦の就寝時間は平均して31分早まり、総睡眠時間としては21.4分延長したという調査もある(出典: 広島国際大学 心理臨床センター紀要 第13号 2014)。妊婦の理想的な睡眠時間は、一般の人と変わらず1日7~8時間(※)と言われているので、時間だけを見ると十分なように感じる人もいるだろうが、妊婦はあらゆる理由で睡眠の質が下がる傾向がある。具体的に妊婦にはどんなリスクがあるのか、その対処法とともに睡眠コンサルタントの友野なおさんにうかがった。

○全身症状と精神症状の両方が理由

前回の「妊婦の理想の睡眠時間は? 妊娠すると眠くなる訳」で紹介したように、妊娠によって起こる不快な症状の総称である「マイナートラブル」と睡眠は、相関関係になっている。マイナートラブル自体は、疲れやすくなる倦怠感(けんたいかん)や易疲労(いひろう)、肩こり、腰痛、便秘、頻尿などという症状であり、特にほとんどの妊婦が体験するの妊婦が"三大症状"のひとつである頻尿は、「中途覚醒」という形で、直接、睡眠に影響を与える。

頻尿による中途覚醒も含め、「睡眠充足感」

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