2024年2月1日 07:30
大沢たかお、ブレない“異端児”な生き方 時代の変化を痛感する中で“自分らしさ”をより大切に
そして、そういった世の中の変化を敏感にキャッチする大切さも改めて感じたという。
「世界がどんどん変わっていて、昔では考えられないペースでいろんなことが変わっているから、3年後に世界がどうなっているのかわからない。読みにくい時代になっていますが、自分が何に問題を感じ、どんなことを世の中に発信したいか、その時々の気持ちに従って動くしかないのかなと思います」
さらに、「すごく厄介な時代になったなと、それはすごく思います」と語る。
「世の中の情報がすぐ自分のそばに入ってくるようになった素晴らしさもありますが、必要ないことも全部入ってくるので、その中で取捨選択して自分らしい人生を生きるってすごく大変だと思うんです。無限大に選択があるかのように、携帯を見れば常に甘いささやきが入ってくる時代。変わらず自分らしく生きるというのが難しくなってきたなと感じます」
その難しさを感じているからこそ、自分らしい生き方をより意識するように。
「自分のあり方や自分らしい生き方に気をつけないと簡単に飲み込まれてしまうなと、ここ10年ぐらいずっと思っていて、そこを意識するようになったというのは変わったところかもしれません」