2012年7月13日 10:00
外国人から見た日本 (4) 外国人が美しいと感じる日本語とは?
古からのさまざまな思いが込められ、語り継がれてきた言葉。
日本にもそういった美しい言葉が多くあり、日本語は世界に誇る美しい言語という人もいるほどです。
では、外国の方はそんな日本語をどのように感じているのでしょうか。
そこで、外国の方に「美しいと感じた日本語」について聞いてみました。
■黄昏 「母と一緒に旅をしていた時にとてもきれいな夕焼けを見て『これが黄昏だよ』と言われ、言葉と実際の風景がマッチしきれいだなと思いました」(ブラジル/女性/50代前半)現在は夕暮れを意味する言葉ですが、昔は「誰(た)そ彼(かれ)」という、人の区別がつきにくい暗い時であるという意味から使われた言葉だそうです。
■一生懸命 「友人に『頑張れ』と言ったら、『一生懸命頑張ります』と言われたので、『頑張れ』よりももっと美しい言葉があるのかと思いました」(シリア/男性/30代前半)命がけで物事に取り組む感じが伝わる、力強い言葉ですよね。
■様 「丁寧で美しいです。
ナニというサッカー選手がいますが、日本に来たら「ナニ様」と呼ばれたのが面白かった」(イギリス/男性/40代前半)敬語って丁寧で美しい日本語という印象が強く残りますよね。