2012年11月15日 11:39
愛知県で話題の「一宮モーニング」、驚きはメニューだけじゃない!
名古屋メシの一つとして全国的に有名な喫茶店のモーニングサービス(以下、モーニング)。
大多数のモーニングは「トーストに卵、ミニサラダ」というのがスタンダード。
名古屋の日常に溶け込んだ、至って普通のメニューだということをお忘れなく。
で、え?タダで付いてくること自体が全国から見ると普通じゃないって?しかし今や、「モーニング」は名古屋メシというよりは、もっと広義な意味で「東海メシ」だと地元ライターとしては声を大にして申し上げたい。
統計によると、一世帯当たりの年間喫茶代は、2位が 名古屋市で1万3,547円。
堂々の1位に輝いたのは、岐阜市の1万4,481円だそうだ(平成18年(2006)~20年(2008))。
しかし今、東海エリアでもっともモーニングで脚光を浴びているまちは、実は名古屋でも岐阜でもない。
地理的には名古屋と岐阜の中間に位置する一宮市なのだ。
一宮では「一宮モーニング協議会」なる組織を立ち上げ、官民一体となってモーニングでまちおこしを企てている。
現在の一宮には750軒ほどの喫茶店があるそうで、人口比率でいえば名古屋・岐阜に負けず劣らずの「喫茶店王国」というのは紛れもない事実である。