2014年11月13日 15:00|ウーマンエキサイト
若い世代にもメリットがある、エンディングノートを書く意味とは
ここ数年、書店を中心によく見かけるようになった「エンディングノート」。簡単に説明すると、もしもの時のために、人生の終末期についての希望を書きとめておくノートのことです。
遺言書よりも気軽なイメージがあるためでしょうか? 2015年1月からの相続税の改正に伴い、自分の相続が気になるという高齢の方の中にも、まずはエンディングノートを書いてみようと思う方が多いようです。
© miya227 - Fotolia.com
■エンディングノートに何を書く?エンディングノートは、項目に沿って記入していくことで、自分の所有しているモノや想いを整理することができる優れたツールです。
多くのエンディングノートに共通する項目は、次のような内容です。
・自分の情報
自分の歩み、思い出、家族、家系図
趣味・おつきあい
健康状態、病気や介護の際の希望など
・財産
貯蓄・保険・年金・借入
不動産やその他の財産
・ラストプラン
葬儀・墓
最近はより細かい項目として、パソコンはどう処分して欲しいのかということや、ペットの行きつけのサロンなどを書くものもあります。たしかに残された家族にとっては必要な情報ですね。
ただし、ひとつ気をつけておきたいことがあります。
それは、エンディングノートは遺言書とは異なり、法的な効力がないこと。財産やお金絡みのことについて希望がある場合は、きちんと遺言書を作成してください。(ただし、遺言書には記載のルールがあり、それにのっとって書かなければ法的効力を持たなくなってしまう場合があるので気をつけてください。)
さて、このエンディングノートですが、「まだまだ相続なんて関係ない」とお考えの若い方にもお勧めしたいメリットがあります。それは以下の通りです。