2015年11月13日 12:00|ウーマンエキサイト

読んだら旅に出たくなる、街の魅力に惹きこまれる本3冊


「インド ラージャスターンのカラフルな街」を読んで来年こそインドに行きたい
読んだら旅に出たくなる、街の魅力に惹きこまれる本3冊

「インド ラージャスターンのカラフルな街」(石竹由佳著、産業編集センター) ジュエリーやテキスタイルは、石竹さんが主宰する「a Taste of India」(www.facebook.com/a.taste.of.indiaaa)で購入できます。


鮮やかな表紙を目にした瞬間、スパイスと果実が混ざったような香りが漂ってきた気がして、うっとり! 著者の石竹由佳さんは、イタリア留学でジュエリーを学び、帰国後はジュエラーの名店に勤務しますが、世界40カ国以上を旅するうちに、インドの伝統的で繊細なハンドクラフトに魅せられ、2013年、インドのジュエリーやテキスタイルを輸入販売する会社を設立した方。本書は、インドに日常的に通いつめる彼女の美意識の結集です。

インド北西部、ラージャスターン州。ピンクの街ジャイプル、青の街ジョードプル、黄金の街ジャイサルメール、白亜の街ウダイプルと、街ごとに色分けして描かれているのが美しく魅惑的。


読んだら旅に出たくなる、街の魅力に惹きこまれる本3冊

左上)青の街、ジョードプル。ブルーシティの愛称で知られる。1459年にできた歴史の古い街で、当時、シャーマンと市民の家を区別するために、シャーマンの家の壁をブルーに塗ったのが始まりだそう。 左下)黄金の街、ジャイサルメール。砂漠のイエローストーンで造られた城塞や家がまるで黄金のように輝いて見えることから、ゴールデンシティとも呼ばれているとか。 右上)ピンクの街、ジャイプル。10キロに及ぶピンク色の城塞で囲まれ、シティ・パレスをはじめ街中の多くの建物の外壁がビンク色に塗られ、ピンクシティの愛称が。 右下)白亜の街、ウダイプル。

静かな古都で、湖に浮かぶ宮殿をはじめ、白壁の建物が印象的なことから、ホワイトシティとも呼ばれています。

石竹さんお気に入りのホテルやアーユルヴェーダでデトックスするクリニックなども、インドに精通する彼女ならではの親身なチョイスが素敵で、今すぐ訪れたくなります。そんな石竹さんにインドの魅力を伺ってみました。

「インドの人は、私が思うに世界で一番、ホスピタリティに溢れてる人々です。たくさん旅をしているとはいえ、ここまで深く海外の人と関わったのは、インドが初めて。1ヵ月滞在した後、またすぐに3週間行き、帰国したばかりなのに、また行きたくなる。ヨーロッパよりも刺激的。

読んだら旅に出たくなる、街の魅力に惹きこまれる本3冊

インドでは、花びらを水に浮かせてデコレーションするアレンジメントが多いそう。

街のあちらこちらで目にするとか。これだけでエキゾティックな印象。

インドではすべての神経が刺激されるんです。もちろん良い時も嫌な時もあるけれど、なにより人が魅力。人との結びつきが激しいのが魅力。人とふれあいながら、こんな人がいるのか! こういう人生もあるんだ(笑)! と思う瞬間が好きです。人と違っても批判しない。どんな人も受け容れる包容力がインドの魅力かな」

インドに呼ばれた人しかインドには行けない、と聞いたことがあって、自分は呼ばれてないと思ってましたが、この本を読んで、来年こそは…という気持ちが湧いてきました。


いかがでしたか? 人生も旅の楽しみ方も人それぞれですが、できるなら味わいつくしたいですよね。この3冊で、新たな旅立ちへと心を向けられますように…。

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