2016年7月28日 06:00|ウーマンエキサイト

夏を感じたい! 子どもがはしゃぐ海や川のおすすめ絵本<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ Vol.16

<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ

<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ

絵本ナビ(http://www.ehonnavi.net/)の協力のもと、子どもにも大人にもおすすめな名作絵本をランキング形式で紹介します。

海ではしゃぐ男の子

© Sunny studio - Fotolia.com


夏ならではの遊び場といえば、海や川といった水辺ですよね。きらめく水面と照りつける太陽、熱い体をひんやりさせてくれる海や川が大好きな子どもも多いことでしょう。今回はそんな海や川を題材にした絵本を絵本ナビ協力のもとご紹介!

「海の中はどうなっているの?」「どんな生き物がいる?」という疑問にこたえ、見る機会の少ない川の始まりと終わりの描写など、子どもたちの「そうなんだ!」という反応が引き出せる絵本を集めてみました。

■チリとチリリ うみのおはなし


チリとチリリ うみのおはなし

作・絵:どい かや/出版社:アリス館
「チリとチリリ うみのおはなし」(絵本ナビ紹介ページ)

チリとチリリが自転車にのっていきついたのは海の中! ピンク色のサンゴの迷路、海藻でできた入り口、貝殻のソファ、魚たちの華麗なダンスショー…。各シーンが色鉛筆による優しいタッチで描かれています。まるで竜宮城のようなその場所に思わず「行ってみたいな~!」と親子でつぶやいてしまうかも。2人がお土産にもらった宝物も気になります!

■スイミー 小さなかしこいさかなのはなし

スイミー 小さなかしこいさかなのはなし

作:レオ・レオニ/訳: 谷川 俊太郎/出版社:好学社
「スイミー 小さなかしこいさかなのはなし」(絵本ナビ紹介ページ)

「昔、読んだことがある」という人も多い名作。スイミーが赤い魚たちの目となるシーンは強烈な印象を残し、勇気あるスイミーに元気をもらえる絵本です。けれど、見どころはそれだけではありません。仲間たちが食べられ、ひとり生き残ったスイミーの孤独や虚無感、その後に出会うさまざまな海の生き物たち、この世界のすばらしさ…。
文字だけではなく、絵にもスイミーの心境の変化がしっかりと描かれているので子どもと一緒にママにも新しい発見がありますよ!

■絵巻えほん 川

絵巻えほん 川

作:前川かずお/出版社:こぐま社
「絵巻えほん 川」(絵本ナビ紹介ページ)

上流から下流へ、人の暮らしの中をゆらゆらと流れていく川。いろんな場所にいろんな人が住み、それぞれの時間の中で暮らしている様子が、つながった絵巻物で楽しむことができます。川はときには洪水といった災害を引き起こすなど、荒々しい一面も垣間見せます。川と一緒に行く、海までの旅。見るたび、新しい視点がひとつ増えるような、そんな絵本です。


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