くらし情報『「して頂く」は不適切? 正しい使い方』

2024年1月22日 18:00

「して頂く」は不適切? 正しい使い方

を添えた形に付いて用いる。

㋐「…てもらう」の意の謙譲語。…ていただく。

「まげて許し—・らん」〈徒然・八七〉

㋑「…てくれる」の意の尊敬語。鎌倉時代以降の用法。…てくださる。

「われをも舟に乗せて—・り候へ」〈謡・隅田川〉

(『デジタル大辞泉』小学館)

「賜る」は「していただく」と同じ意味の表現であるものの、よりかしこまった印象を与えるフレーズです。メールなどの文書やスピーチなどで用いるのが良いでしょう。


☆例文

*・長年渡ってご指導を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

・○○さまにご支援を賜りました。*

◇「あずかる」

「して頂く」は不適切? 正しい使い方


目上の人からの好意を受け取る際は「あずかる」に言い換えができます。

あずか・る〔あづかる〕【▽与る/▽関る】

読み方:あずかる

[動ラ五(四)]《「預かる」と同語源》

1 物事にかかわりをもつ。関係する。関与する。「条約案起草に—・る」「事業に—・って力がある」

2 主に目上から、好意の表れとしてあることを受ける。こうむる。
「お褒めに—・る」「お招きに—・る」

[可能] あずかれる

(『デジタル大辞泉』小学館)

☆例文

*・本日はお招きにあずかり誠にありがとうございます。

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