2022年9月2日 16:55
ハイドサイン 2023年春夏コレクション、“ファッションとしてのワークウェア”第一章
ウィットに富んだディテール
それぞれのディテールへと目を移すと、機能的でありながらウィットに富んだ収納が散見される。例えばハンマーやドライバー、ヘラといった所謂工業的な収納はもちろん、保冷剤入れや缶、ボールペン、パスポート…など、日常で“欲しかった”便利な専用ポケットまで。ポーチ風の収納を胸元に羅列してみたり、あえてフォルムを強調した大きなポケットをボトムスに配すことで、機能性そのものをデザインの一部として昇華させているのも面白い。
無数に走るドローコード
もちろんワークウェアそのもののデザインも、より日常で楽しめるアイテムへと一捻り。その好例となるのは、ドローコードを無数にあしらったルックで、ジャケット、パンツ、レッグウォーマーに至るまでドローコードを走らせ、キュッと絞ることで、個性的なシルエットのアレンジを楽しんでいる。
レイヤードコーデも
またワークウェア同士を重ねた、真新しいレイヤードコーデも散見された。東レで開発されたテクニカル素材を中心に、様々な高機能素材をひとつのルックで多用することで、不思議とモダンな空気を帯びたシティルックを完成させている。
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