2023年5月26日 17:48
「家の屋根、壊れてますよ」という建築業者 続く展開にゾッとする
しかし情報に疎く、加齢によって判断力が鈍った高齢者は、まんまと口車に乗せられてしまう可能性が高いでしょう。
巧妙な『修理詐欺』から身を守るためには?
人心掌握に長け、言葉巧みにだまそうとしてくる詐欺師。私たちはどのようにして、魔の手を見抜けばいいのでしょうか。
自治体などが発信している、『屋根の修理をかたった詐欺』の見抜き方をご紹介します。
【こんな言動があったら要注意!】
・「今すぐに修理をしないと危険」などといって判断を急かし、やたらと家主の不安をあおろうとしてくる。
・非常に高額の修理費がかかるはずが、不自然なほどの値引きを提案してくる。
・「実際に見てみないと分からない」などといい、強引に自宅に上がり込もうとしてくる。
屋根の修理をかたった詐欺に限らず、人をだまそうとする人たちは、決まって判断を急かします。
周囲の人に相談をしたり、ネットで検索したりするのを防ぐためでしょう。不安をあおられた時、人は判断力が低下するものです。これまでは詐欺の事件を耳にしても、どこかに「自分は大丈夫」という気持ちがあったという、エェコさん。しかし、「今回は大丈夫だったけれど、違う手口でこられたら、自分もだまされてしまうかもしれない」