2023年12月16日 09:30
絹ごしと木綿、どちらを選ぶべきか問題 全国豆腐連合会の見解は? 「考えすぎてた」「スッキリした」
寄せ鍋、湯豆腐、キムチ鍋など、鍋物がおいしい季節。食卓には欠かせない食材が「豆腐」です。しかし、いざ豆腐売り場の前に立った瞬間に、手が止まってしまうことはありませんか。
「木綿豆腐と絹ごし豆腐、どちらを選んだらいいんだろう」
この戸惑いを解消するべく、一般財団法人全国豆腐連合会(以下、全豆連)の担当者さんに絹豆腐と木綿豆腐の使い分けについてうかがいました。
豆腐は「好みで選ぶ」が第一です
「木綿豆腐と絹ごし豆腐、上手な使い分けのコツはありますか?」という問い合わせに対して、全豆連の担当者さんの回答は明快でした。
「木綿豆腐と絹ごし豆腐を使い分ける必要はありません。たとえば麻婆豆腐では食感がしっかりして味の染み込みやすい『木綿豆腐』を好む人がいるし、ツルッとした食感の『絹ごし豆腐』を好む方もいます。ですから、お好みでお選びいただくのが第一です」
どちらを選んだとしても失敗ということはない。
つまり、明確に使い分けるルールはないのです。
木綿豆腐と絹ごし豆腐、栄養価の違い
同じ大豆からできた豆腐を食べるなら、より栄養価が高いほうを選びたいと思う人も多いでしょう。木綿と絹で、栄養は変わるのでしょうか。