くらし情報『75歳以降待ち受ける病気とお金の罠 自宅介護でも5年で500万』

2021年8月2日 15:50

75歳以降待ち受ける病気とお金の罠 自宅介護でも5年で500万

(横手さん)

老老介護は心身ともに疲弊する。公的な介護施設に入れる選択肢があれば、夫婦お互いにとって幸せなケースも。とはいえ、高齢者の10%は亡くなる間際まで元気な状態で過ごしているという事実も覚えておきたい。

「多少の病気は抱えながらも、健康寿命を延ばす生き方を目指してください」

■85歳では認知症の有病率が5割超え!

■80〜84歳

お金:夫が平均寿命を迎える/認知症で財産が凍結する

■85〜89歳

病気:認知症の有病率が5割を超える/サルコペニアになる【※3】
お金:介護施設に入所する

【※3】介護リスクを先延ばしにするなら今すぐ生活習慣の改善と運動を!

「サルクス(筋肉)」と「ペニア(減少)」の造語。

「年齢とともに低下する筋肉量は、70代でひざや腰を患い活動量が減ると低下のペースが速まり、介護予備群のフレイル(虚弱)に。しかし、筋肉は何歳になっても鍛えられるのです」(医療経済ジャーナリスト・室井一辰さん)

今すぐ適度な運動、質のいい睡眠、栄養バランスのとれた食生活、社会的に孤立しない環境を作ることで「サルコペニア→フレイル」の悪循環を断ち切り、介護リスクの上昇を少しでも先延ばしにしよう。

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