2021年8月25日 06:00
大野の日焼け、櫻井のへそピに激怒…嵐を導いたメリーさんの“ダメ出し”
また、ふだんからメリーさんが口を酸っぱくして教えていたのは『親を大切にしなさい』ということ。だから売れたタレントは両親に家を建てることが多かったのです」
たのきんが超売れっ子時代、メリーさんは取材でこう語っている。
《3人とも学校に行くときは電車やバスで通ってます。誰から見ても『いい子だな』と言われるような、普通の常識を備えた男の子でいてほしいんです》(『週刊文春』1980年11月6日号)
ジャニーズ事務所はたのきん後も光GENJI、少年隊、TOKIOら人気グループを次々に輩出。メリーさんは彼らのマネジメントの傍ら、衣装も手作りしていたと別の音楽関係者は話す。
「当時はスタイリストに頼まず、メリーさんが少年隊の衣装を作っていました。コンサートなどで使う、後ろにチャックがついていてすぐに脱げる“早替え”の衣装を考えたのがメリーさん。“よく眠れない”と悩んでいた堂本剛さんには手作りの甚平を渡していたこともありました」
そんな“よき母”も所属タレントを叱るときは厳しかったという。
「ジャニーさんは“タレントとしてどうあるべきか”というプロデューサー的な視点から助言していた一方で、メリーさんはよくない生活態度が見られたタレントを頻繁に呼び出し、説教していました。