2021年8月30日 06:00
千堂あきほ語る少年隊の異常な人気「コピーのサインでも数ヶ月待ち」
歌もいいんですが、なんといってもジャニーズのタレントのなかでも抜きん出ていたダンス。体育会系の私としては、アクロバティックな動きや、派手なマイクパフォーマンスに目を奪われてしまったんです」
まだデビュー前の新人らしく、『ニッキ、カッコいい!サイン欲しい』と、自身のマネージャーにねだってしまったという。
「“ジャニーズに強い”といわれていたマネージャーさんを介しても、いただけたのは数カ月後で、しかも直筆ではなく印刷されたもの。それだけサインを頼まれる枚数が多かったんでしょうね」
千堂さんは’90年に歌手デビュー。憧れの少年隊・東山と共演したのはドラマ『ザ・シェフ』(’95年・日本テレビ系)だった。
「ジャニーズのタレントさんと共演することはステータスで、私よりも事務所関係者のほうが興奮していました。私も東山さんは雲の上の人のような存在で近づき難いのかなと思っていたし、いっぽうでは“きゃーきゃー言われすぎて、勘違いしているかも”なんて思ってたりしたんです(笑)。でも実際にお会いしてみると、そんなふうに思っていた自分が恥ずかしくなるくらい、すごく気配り、目配り、心配りができて、決して努力をまわりに見せない人。