2022年11月11日 11:00
1LDKが500万円!住宅ローンがいらない、24時間で建つ「3Dプリンター住宅」
そのうえ、Sphereやフジツボ モデルはしっかりと鉄筋の入ったRC造ですから、普通に暮らせば70年は持ちます。
さらに、日本でトップクラスの構造設計の専門家にもプロジェクトに参加してもらっており、世界一厳しい日本の耐震基準もクリア。
データ上のシミュレーションでは震度7の揺れも大丈夫です」
電気&ガス料金が爆上がり中だけに、断熱性能も気になるところ。だが、これについても飯田さんはこう言って胸を張る。
「壁面を二重構造にすることで断熱性を高め、厳しいヨーロッパの断熱基準もクリアしています。
そのエネルギー効率の高さから、環境省からも、住宅の脱炭素化につながる技術開発として取り上げていただいています」
高いコストパフォーマンス、安心の耐久性、快適な断熱性と文句なしの3Dプリンター住宅だが、ウイークポイントは無いのだろうか。
1LDK500万円のフジツボ モデルも、将来開発を目指すという3LDK300万円というタイプも、いわゆる上物だけのお値段で、土地代は含まれていない。
その点を改めて問うと、飯田さんは笑顔で、しかし堂々と、主張を展開した。
「お客さまからもよく『家は安くなったとしても、土地が高いから意味がないじゃないか』という言葉をいただきます。