2022年12月18日 06:00
水樹奈々“のど自慢荒らし”と恐れられていた中高生時代に聴いていたJ-POP
せっかく強い敵を倒したのに、両親が急に帰ってきてしまい、データを保存できないまま電源を抜いて慌てて隠したことも。アニメは『魔法の天使クリィミーマミ』(’83~’84年・日本テレビ系)の時代から大好き。おもちゃのステッキを買ってもらって、こたつの上で主題歌を歌って踊ったり。『美少女戦士セーラームーン』(’92~’97年・テレビ朝日系)は欠かさず見ていたし、『スラムダンク』(’93~’96年・テレビ朝日系)の主題歌だった大黒摩季さんの『あなただけ見つめてる』(’93年)もよく歌っていました」
■寄り添ってくれたのはMDに録音した“オザケン”の楽曲
アニメだけでなくゲームからも、声優の仕事に興味を持つきっかけを与えられた。
「当時はキャラクターの声が入ったゲームは少なかったので“将来、声が入るようになったら、このキャラを演じてみたい”って思うようになったんです」
同級生は光GENJIやSMAPの話題で持ちきりだったが、水樹さんが興味を示したのは演歌とアニソンのみ。
「’90年代の初めは歌番組自体が少なく、私が見ていたのは『ふたりのビッグショー』(’93年~’03年・NHK)と、年に1回の『紅白歌合戦』くらい。