くらし情報『水樹奈々“のど自慢荒らし”と恐れられていた中高生時代に聴いていたJ-POP』

2022年12月18日 06:00

水樹奈々“のど自慢荒らし”と恐れられていた中高生時代に聴いていたJ-POP

学校は皆勤賞でした」

高1の夏、同じ事務所に所属していた日髙のり子さんの勧めで、声優のサマースクールに参加した。

「すごく楽しくて、声優も目指したいと思って専門学校へ。歌手と声優になるためにダブルスクール状態でした」

学校の行き帰り、寄り添ってくれたのはMDに録音したオザケンの楽曲だ。

「中学時代には気付くことができなかったけれど、大人になるにつれ小沢さんのすごさを痛感。ポップな曲調のなか“このままでいいのか”と若者に訴えかけるような、パンクなメッセージが差し込まれているんです。曲作りも、弦楽器と管楽器の使い方やコーラスワークなど、’60~’70年代のソフトロックといわれる洋楽の要素や、ジャズやソウルのテイストもちりばめられていて、すごく計算されています。聴けば聴くほど、音楽が好きになっていきました。それに……」

と、魅力を上げたらキリがないよう。
オザケンの曲は、その後、’00年に20歳で歌手デビューした水樹さんの、大きな糧になっているのだ。

【PROFILE】

水樹奈々

’80年、愛媛県生まれ。’97年にプレイステーション用ゲームの声優としてデビュー。多くのアニメ作品で活躍する一方、声優として初となるドームコンサート、『紅白歌合戦』出場を果たす。12月21日にブルーレイ&DVD『NANA MIZUKI LIVE HOME×RUNNER』を発売

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