2022年5月17日 07:00
窪田正孝&山崎育三郎が語る“壁”の対処法「大事なのは乗り越えることより楽しむこと」
やりづらかっただろうなあと思うので、それだけは本当に代表して謝ります(笑)。
山崎大丈夫、大丈夫(笑)。
窪田本当?優しい。いっくんが来てくださったことによって、よりこの作品に色が出ました。
――山崎さんは窪田さんのどんなところがすごいと思いましたか。山崎マサは圧倒的な安心感がありますね。今、マサが言ったみたいに『エール』も『ラジハ』もずっと受けの芝居なんですよ。お芝居って受け身でいることの方がずっと難しくて。
『エール』のときなんか、1年間、いろんな人が次から次に来るのをただひたすら受け続ける姿をずっと見てきた。簡単にやっているように見えるけど、なかなかできることじゃない。すごいなと思います。
窪田ありがとうございます。
山崎そんなマサがいてくれるから、こっちも安心してボールを投げられるんですよね。マサだったらどんな球を投げても全部受け止めてくれる。だから、次に共演するときはマサが思い切り場をかき乱して、ガンガン攻める役で一緒にやってみたいです。
自分自身が父親だからこそ、心が動く瞬間があった
――圭介は交通事故によって妻が意識不明の重態に陥ります。クライマックスの場面は、思わず瞼が熱くなりました。