2024年4月17日 07:00
岡宮来夢、念願の『ロミオ&ジュリエット』出演「愛されるロミオになりたい」
それがすごく大事だし、役者としての見せどころだと思うので、がんばっていきたいですね」
ミュージカルのもうひとつの大きな要素・ダンスでは、ロミオは「僕は怖い」で“死のダンサー” と共に踊る場面が印象的だ。今回の死のダンサーとして登場するのは、栗山廉(K-BALLET TOKYO)、キム・セジョン(東京シティ・バレエ団)と、共にクラシックバレエのスペシャリスト。互いに、共演する機会はかなり貴重ではないだろうか。
「『僕は怖い』……まさにダンスが怖い(苦笑)。でも身体を動かすこと自体は好きだし、これまで習ってきたわけではないけど踊ることも好き。おふたりの胸をお借りして、一生懸命踊りたいと思います。バレエの方たちは特に、肩甲骨から手先・指先まで長く使ったりしながら本当に美しい動きをされるじゃないですか。そういう見せ方を少しでも見習って、『神は細部に宿る』っていう言葉もありますし、細かいところまで気を使って表現できたら嬉しいです」
歌・芝居・ダンス、いずれも高い意識で取り組みつつ、これまで多くの先輩たちが演じてきたロミオを、岡宮はどのように創り上げるのだろう。
「このミュージカルでも、ミュージカル以外でも、『ロミオとジュリエット』は世界各地で上演されてきて、本当にたくさんの方がロミオを演じています。