2024年4月17日 07:00
岡宮来夢、念願の『ロミオ&ジュリエット』出演「愛されるロミオになりたい」
過去の皆さんのロミオはもちろんとても素晴らしいけれど、僕が先輩方と同じように演じようと思ってもできませんよね。僕の癖とか生きてきた過程みたいなものが自然に現れて、僕なりのロミオになると思うんです。僕は、いい意味で『芸能人感がない』って言われることが多くて。自分でもそれは自覚しているし、むしろほめ言葉だと思っています。そういう自分だからこそ、舞台を観に来てくださった方が感情移入してくださるようなお芝居につながりやすいのかもしれないし。作品・役の大きさにプレッシャーも感じていますけど、あまり気負うことなく臨みたい。僕は20歳で役者を始めて今25歳、5年分の蓄積もあるし昔ほどの初々しさみたいものはなくなってきています。それでもほかの役者さんにはない僕なりのきらめき、飾ることのない、品があって実直で等身大な、愛されるロミオになりたいと思います」
心強さとリスペクトを感じる共演者たちと共に
岡宮にとって大きな挑戦となる本作。
これまで共演してきて本当に仲が良いという、ベンヴォーリオ役・石川凌雅、マーキューシオ役・笹森裕貴らと共に臨めることは「とても心強い」という。
「特にロングランの公演は、よりキャスト同士の関係性が大切。